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マーケット市況情報
2022年05月17日 15時00分
週報(5/9~5/13)2022年05月17日 15時00分
960ドル近辺からスタートした先週のプラチナ相場は、週初こそ一時930ドル近辺まで下落するも、安値拾いの買いから950ドル近辺まで戻すと、米株式市場が底堅く推移したことを追い風に980ドル近辺まで上昇した。週央には米CPIの伸びが減速したことがインフレ高止まりを意識させたことで1,000ドルをうかがうまで上昇した。しかし週末にかけては、高止まりを意識させたインフレ指標に対して各国中央銀行が引き続きインフレ抑制策をとることが予想されたことから、先行き不透明感の高まりによって下落した米株式市場に連れ安となり、週初からの上げ幅を失って940ドル近辺まで下落すると、930ドル台中盤で越週した。
1,890ドル近辺からスタートした先週の金相場は、週初、節目となる1,900ドルを超えなかったことで下落基調の推移となると、ドル高に伴った割高感もあって上値の重い展開が続き1,830ドル近辺まで下落した。週央に米CPIの発表を控え、発表前にはインフレ懸念から1,850ドル近辺まで上昇するも、結果が市場予想と大差なかったことから手掛かり難となり1,850ドル近辺から1,860ドル近辺での狭いレンジでの推移となった。しかし、週末にかけて各国中央銀行のインフレ抑制策による経済成長鈍化懸念からドル買いが進行すると、金相場は1,810ドル近辺まで下落して越週した。
22.30ドル近辺でスタートした先週の銀相場は、主体的な動きに乏しく金相場につられた展開での推移となった。週初より下落する金相場に連れ安となると、21.20ドル近辺まで断続的に下落した。週央の米CPI発表を控え、インフレ進行懸念から買い戻しの動きが見られて22.00ドルをうかがうまで上昇するも、CPIの結果を受けてインフレの高止まりが意識されて上値が抑えられた。その後、週末にかけて各国中央銀行のインフレ抑制策による経済成長鈍化懸念から下落した金相場に連れ安となり、一時は20.60ドル近辺まで続落するも、引けにかけては安値拾いの買いで底堅く推移し、21.10ドル近辺で越週した。
130.50円近辺からスタートした先週の為替市場は、週初こそドル高を背景に一時131.30円近辺まで上昇するも、その後は急速に進んでいた円安に対する利益確定の売りで下落すると、週央に控えた米CPIの発表を前に動意薄の展開となって130.00円近辺から130.50円近辺のレンジでの推移となった。注目されていた米CPIは市場予想と大差なかったものの、FRBの金融引き締め策の一段の積極化は見込み薄との見方から、対ユーロでドル高は進行するも円相場への波及は見られず、上値の重い展開となった。週末にかけては材料出尽くし感から急速な円安に対する巻き戻しで一時は128.00円近辺を示現するも、その後は欧米株式市場が堅調な推移となったことで再度円売りの流れとなって129.30円近辺で越週した。
略語注釈
CPI:消費者物価指数
FRB:米連邦準備制度理事会
1,890ドル近辺からスタートした先週の金相場は、週初、節目となる1,900ドルを超えなかったことで下落基調の推移となると、ドル高に伴った割高感もあって上値の重い展開が続き1,830ドル近辺まで下落した。週央に米CPIの発表を控え、発表前にはインフレ懸念から1,850ドル近辺まで上昇するも、結果が市場予想と大差なかったことから手掛かり難となり1,850ドル近辺から1,860ドル近辺での狭いレンジでの推移となった。しかし、週末にかけて各国中央銀行のインフレ抑制策による経済成長鈍化懸念からドル買いが進行すると、金相場は1,810ドル近辺まで下落して越週した。
22.30ドル近辺でスタートした先週の銀相場は、主体的な動きに乏しく金相場につられた展開での推移となった。週初より下落する金相場に連れ安となると、21.20ドル近辺まで断続的に下落した。週央の米CPI発表を控え、インフレ進行懸念から買い戻しの動きが見られて22.00ドルをうかがうまで上昇するも、CPIの結果を受けてインフレの高止まりが意識されて上値が抑えられた。その後、週末にかけて各国中央銀行のインフレ抑制策による経済成長鈍化懸念から下落した金相場に連れ安となり、一時は20.60ドル近辺まで続落するも、引けにかけては安値拾いの買いで底堅く推移し、21.10ドル近辺で越週した。
130.50円近辺からスタートした先週の為替市場は、週初こそドル高を背景に一時131.30円近辺まで上昇するも、その後は急速に進んでいた円安に対する利益確定の売りで下落すると、週央に控えた米CPIの発表を前に動意薄の展開となって130.00円近辺から130.50円近辺のレンジでの推移となった。注目されていた米CPIは市場予想と大差なかったものの、FRBの金融引き締め策の一段の積極化は見込み薄との見方から、対ユーロでドル高は進行するも円相場への波及は見られず、上値の重い展開となった。週末にかけては材料出尽くし感から急速な円安に対する巻き戻しで一時は128.00円近辺を示現するも、その後は欧米株式市場が堅調な推移となったことで再度円売りの流れとなって129.30円近辺で越週した。
略語注釈
CPI:消費者物価指数
FRB:米連邦準備制度理事会