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マーケット市況情報
2022年04月19日 16時00分
週報(4/11~4/15)2022年04月19日 16時00分
980ドル近辺でスタートした先週のプラチナ相場は週初、インフレへの警戒感から上昇する金相場に連れ高となり、1,000ドルを試す展開となったものの、超えられないことへの失望感や米利上げペース加速への期待感からドル全面高となったことで上げ幅を打ち消し、970ドル近辺まで下落した。週央から週後半にかけて、世界的なインフレ加速が意識され990ドル近辺まで反発したあとは、同値近辺での揉み合いが続いたまま越週した。
1,940ドル近辺でスタートした先週の金相場は週初、米FRBによる積極的な利上げが期待される一方で、米3月消費者物価指数は高水準を維持していることからインフレ警戒のため買われ、1,970ドル近辺まで上昇した。その後発表された英国の消費者物価指数も高水準を記録し、世界的な物価上昇が意識され更に買い進められると1,980ドル近辺まで続伸した。週末にかけては、ECB理事会の結果を受け、ECBの金融政策正常化の前倒し期待が剥落し対ユーロでドル高となったことや、欧米の休暇前の調整売りから値を下げると1,970ドル近辺で越週した。
24.80ドル近辺でスタートした先週の銀相場は週初、インフレに対する警戒感の高まりから選好される金相場に連れ高となると、25.40ドル近辺まで急騰した。週央にかけて、米・英の消費者物価指数が発表され、高水準を維持したことで世界的なインフレ加速への警戒感が強まると25.80ドル近辺まで続伸した。その後も同水準を維持し、25.70ドル近辺で越週した。
124.00円近辺でスタートした先週の為替相場は週初、米金融当局者の発言を受け、利上げペースの加速が期待される中、米長期金利の利回りが上昇するとドル買いが強まり、125.50円近辺まで急騰した。その後発表された米3月消費者物価指数では、依然として高水準を維持しているものの、市場予想を下回ったことで米長期金利が低下し、125.00円近辺まで下落した。しかし、米金融当局者の利上げ幅やバランスシート縮小に対する発言を受け切り返すと、本邦中央銀行総裁の金融緩和継続姿勢を強調した発言から円売りが強まったことで、126.20円台中盤まで反発した。週末にかけても、日米金融政策の方向性の違いが意識され、円売りに拍車がかかると126.40円台中盤まで続伸して越週した。
略語注釈
FRB:米連邦準備制度理事会
ECB:欧州中央銀行
1,940ドル近辺でスタートした先週の金相場は週初、米FRBによる積極的な利上げが期待される一方で、米3月消費者物価指数は高水準を維持していることからインフレ警戒のため買われ、1,970ドル近辺まで上昇した。その後発表された英国の消費者物価指数も高水準を記録し、世界的な物価上昇が意識され更に買い進められると1,980ドル近辺まで続伸した。週末にかけては、ECB理事会の結果を受け、ECBの金融政策正常化の前倒し期待が剥落し対ユーロでドル高となったことや、欧米の休暇前の調整売りから値を下げると1,970ドル近辺で越週した。
24.80ドル近辺でスタートした先週の銀相場は週初、インフレに対する警戒感の高まりから選好される金相場に連れ高となると、25.40ドル近辺まで急騰した。週央にかけて、米・英の消費者物価指数が発表され、高水準を維持したことで世界的なインフレ加速への警戒感が強まると25.80ドル近辺まで続伸した。その後も同水準を維持し、25.70ドル近辺で越週した。
124.00円近辺でスタートした先週の為替相場は週初、米金融当局者の発言を受け、利上げペースの加速が期待される中、米長期金利の利回りが上昇するとドル買いが強まり、125.50円近辺まで急騰した。その後発表された米3月消費者物価指数では、依然として高水準を維持しているものの、市場予想を下回ったことで米長期金利が低下し、125.00円近辺まで下落した。しかし、米金融当局者の利上げ幅やバランスシート縮小に対する発言を受け切り返すと、本邦中央銀行総裁の金融緩和継続姿勢を強調した発言から円売りが強まったことで、126.20円台中盤まで反発した。週末にかけても、日米金融政策の方向性の違いが意識され、円売りに拍車がかかると126.40円台中盤まで続伸して越週した。
略語注釈
FRB:米連邦準備制度理事会
ECB:欧州中央銀行