マーケット市況情報

2022年04月12日 16時00分

週報(4/4~4/8)2022年04月12日 16時00分

990ドル近辺でスタートした先週のプラチナ相場は、週初1,000ドルを回復する動きを見せるも、大台への壁は厚く超えられないことによる失望売りから下落すると、対ロシア追加制裁強化における欧州経済への影響懸念からユーロ売り・ドル買いも加わり続落した。その後もFRB理事による米国の政策判断に関してタカ派的な発言がされたことを背景としたドル高から、下値を960ドル近辺まで切り下げた。また、6日に発表された3月FOMC議事要旨でもバランスシートの段階的縮小開始が示唆されていたことを受けて940ドル台中盤まで下落するも、ECB理事会議事要旨の発表内容を受け対ユーロでのドル安により反発した。加えて、週末にはLPPMがロシアの2つの精錬所をプラチナのグッドデリバリーから除外するという発表を受けて、上昇するパラジウム相場につれ高となり970ドル台後半で越週した。



1,920ドル台中盤でスタートした先週の金相場は、週初ウクライナ情勢における停戦合意への見方が後退したことや、EUによる対ロシアへの追加経済制裁を科す旨の発表を背景としたインフレ懸念の高まりから上昇した。しかし、FRB理事が今後の米国の政策判断においてタカ派的な発言がされたことによるドル高から反落すると、一時1910ドル台後半まで値を下げた。その後、ウクライナ情勢における先行き不透明感の高まりが下支えすると、週後半にかけてはECB議事要旨において、今後金融正常化が前倒しで進むとの見方が強まったことでユーロ買い・ドル売りが進み1930ドルを回復した。週末も対ロシアへの様々な制裁強化を背景としたリスク回避による買いから続伸し、1940ドル台中盤で越週した。



24.60ドル近辺でスタートした先週の銀相場は週初、中華圏が祝日休場だったこともあり実需の動きが乏しい中、FRB理事が講演で今後のバランスシート縮小加速に言及したことを材料としたドル高を背景に24.20ドル近辺まで下落した。その後、動意に乏しい展開から目立った動きはなく同値近辺を推移するも、週後半にかけてはドル安を背景とした金相場の上昇に好感し週初時点の水準まで値を戻すと、週末も勢いは継続し24.80ドル近辺で越週した。



122.50円近辺でスタートした先週の為替相場は週初こそ目立った動きがなかったものの、FRB理事が講演で米金融の引き締めに強気な姿勢であることが意識され、ドルが買い進まれ123.50円近辺まで上昇した。その後、注目されていたFOMC議事要旨ではバランスシートを段階的に縮小する旨が示唆されていたほか、参加者の多数が金融引き締めに関しても加速を望んでいることが示されていたことで124.00円近辺まで上昇した。週末にかけてもFRBがインフレ対応に関して強気な姿勢を崩していないことが材料視され124.30円近辺で越週した。


略語注釈

FOMC:米連邦公開市場委員会
FRB:米連邦準備制度理事会
ECB:欧州中央銀行
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