マーケット市況情報

2022年04月05日 14時00分

週報(3/28~4/1)2022年04月05日 14時00分

990ドル台中盤からスタートした先週のプラチナ相場は、週初一時は節目の1,000ドルを目指すも前週末の売りの流れが継続して上値を抑えられると、ロシア政府がウクライナのキーウ (キエフ) 周辺での軍事活動を縮小することを表明したことも材料となって下げ幅を拡大し、一時960ドル台中盤まで下落した。その後、ウクライナでの紛争の解決への期待感から米株式市場が上昇したことを受けて買われる流れとなって、990ドル台中盤まで上昇した。週央以降は欧米の経済指標でインフレ傾向が増大している結果が発表されたものの、大きな取引材料とはならず売り買いが交錯し、980ドル近辺から990ドル近辺での狭いレンジで推移し、980ドル台中盤で越週した。




1,960ドル近辺でスタートした先週の金相場は、週初より前週末の売り優勢の流れが継続して下落基調での推移となると、ロシアとウクライナの停戦協議の進展への期待感も材料となって下げ足を速め、1,900ドル近辺まで下落した。その後は停戦協議に進展が見られないことから買いに転じると、週央には欧州の経済指標がインフレ基調となっていることを示したことや、プーチン露大統領のロシア産天然ガスの支払いに関する発言などからインフレ懸念が増大し、金への資金流入が進んで1,940ドル台後半まで買い戻された。週末に発表された米雇用統計が堅調な雇用情勢を示したことで、FRBの利上げが後押しされるとの推測から上値は抑えられ、1,920ドル台前半まで下落して越週した。




25.40ドル近辺でスタートした先週の銀相場は、主体的な動きに乏しく週を通じて金相場になびいた展開となった。週初よりドル高を背景に下落する金相場を眺めて下落すると、ロシアとウクライナの停戦協議の進展への期待感も材料となって下げ足を速め、24.10ドル近辺まで下落した。その後は安値拾いの買いから25.00ドル近辺まで上昇したが、週末にかけてはウクライナの停戦協議に進展が見られないことで下落した米株式市場を背景に上値が抑えられると、金曜日に発表された米雇用統計がFRBの利上げを後押しするような堅調な結果となったことで上値の重い展開が続き、24.60ドル近辺で越週した。




122.00円近辺からスタートした先週の為替市場は、週初日銀が長期金利を低く維持する姿勢を明確化したことで日本と欧米の金利差が意識されたことから、約6年7か月ぶりとなる124.60円近辺まで急速に円安が進行した。しかし、急速な円安に対する戻りもあって上値の重い展開となると、ロシアとウクライナの停戦協議の進展への期待を受けた他の主要通貨に対するドル安を背景に121.70円近辺まで断続的に円高に推移した。週央以降は週末の米雇用統計を待つ展開となる中で方向感に欠け、121.50円近辺から122.40円近辺の幅広いレンジでの推移となった。週末にはドル金利の上昇を背景に再び日米金利差が意識され、一時123.00円近辺まで上昇、その後は週末の引けにかけて上げ幅を縮小して122.50円近辺で越週した。



略語注釈
FRB: 米連邦準備制度理事会
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