マーケット市況情報

2022年03月08日 12時00分

週報(2/28~3/4)2022年03月08日 12時00分

1,060ドル近辺でスタートした先週のプラチナ相場は週初、ロシアとウクライナの停戦交渉に期待感が高まると1,040ドル近辺まで下落した。しかし、交渉に進展はみられず、ロシア側の攻撃が激化すると下値を切り上げ、週後半にかけて1,090ドル近辺まで値を伸ばした。その後、これまでの急速な上昇に対する利食い売りなどから、一時1,080ドル近辺まで値を下げたものの、一向に収まる気配のないウクライナ危機を材料に買い進められ、1,120ドル近辺で越週した。

1,910ドル近辺でスタートした先週の金相場は週初、ロシアとウクライナの停戦交渉から一時1,890ドル近辺まで下落するも、交渉が平行線となったことに加え戦況が悪化したことで1,940ドル近辺まで上昇した。週半ばには、パウエルFRB議長が議会証言にて3月のFOMCで0.25%の利上げを支持したことでドル全面高となると1,920ドル近辺まで下落した。しかし、ウクライナ危機解決への道は険しく、更に緊張感が高まる状況となると、力強い米経済指標の発表があったものの相場への影響は限定的で、週末には1.970ドル近辺まで上昇して越週した。

24.40ドル近辺でスタートした先週の銀相場は週初、ロシアによるウクライナ侵攻を背景とした経済制裁や停戦協議への期待感などから売り買いが交錯し同値近辺でのレンジ推移となった。その後は市場予想を上回る中国経済指標やロシアとウクライナの戦況悪化により金融的側面が意識されたことで25.40ドル近辺まで上昇した。週後半から週末にかけては、パウエルFRB議長の発言を受けたドル高から上値重く推移する場面もみられたが、ウクライナ情勢の更なる緊迫化から値を伸ばし25.70ドル近辺で越週した。

115.20円近辺でスタートした先週の為替相場は週初、ロシアによるウクライナ侵攻が進み、ロシアへの経済制裁が強化される中で逃避的な円買いが強まり114.80円近辺まで下落した。週央には、パウエルFRB議長が議会証言にて、3月のFOMCで0.25%の利上げを支持するとし、ウクライナ危機など不確実性が増す中で、流動的な対応をとる必要性を示したことでドル買いが強まり115.80円近辺まで上昇した。しかし週後半から週末にかけて、ロシアによるウクライナ侵攻の停戦協議が進まないことで115.40円近辺まで下落した。週末に発表された米2月雇用統計では市場予想よりも強い結果となった一方、ウクライナ情勢への警戒感が更に高まったことで下落基調は継続し114.80円近辺で越週した。

略語注釈
FRB:米連邦準備制度理事会 FOMC:米連邦公開市場委員会
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