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マーケット市況情報
2022年01月25日 12時00分
週報(1/17~1/21)2022年01月25日 12時00分
970ドル近辺でスタートした先週のプラチナ相場は週初、堅調な欧州経済指標を受け、対ユーロでドル売りが強まると990ドル近辺まで上昇した。その後は、新型コロナウイルスの再拡大を背景に米景気回復への期待が後退する中、FRBの早期利上げが米経済への圧力になるとの見方が強まり、米株式市場が軟調な展開となるとドル安となったことで、1,040ドル近辺まで急騰した。週後半にかけても、悪化する米経済指標を材料にドル売りが進む中で1,060ドル近辺まで続伸した。その後は利食い売りから徐々に値を下げ、1,040ドル近辺で越週した。
1,820ドル近辺でスタートした先週の金相場は、今月のFOMCで3月の利上げが決定されるだろうとの観測が強まる中、米長期金利の上昇を背景にドル高が進むと一時1,810ドルを割る水準まで下落した。しかし、その後発表された米経済指標が弱い内容だったことで切り返すと、ウクライナ情勢の緊迫化などの地政学的リスクが意識され1,840ドル近辺まで急騰した。週後半にかけては、米新規失業保険申請件数が悪化したことで1,840ドル台中盤まで続伸したあとは利食い売りが強まり、1,830ドル近辺まで値を下げて越週した。
23.00ドル近辺でスタートした先週の銀相場は週初、欧州経済指標が良好な結果を示すと23.50ドル近辺まで上昇した。その後は、地政学的リスクが意識され上昇する金相場に連れ高となり24.00ドルを超える水準まで急騰すると、弱い米経済市場を受けたドル安から24.50ドル近辺まで続伸した。週末にかけては、利食い売りから急速に値を下げ、23.30ドル近辺まで急落して越週した。
114.20円近辺でスタートした先週の為替相場は週初、警戒されていた本邦中央銀行の金融政策に大きな変更がないと確認されると、急速に円売りが強まり115.00円近辺まで上昇した。しかし、同水準を超えられないことへの失望感や、弱い米経済指標を材料に114.60円近辺まで下落したあとは、軟調な株式市場を受け114.20円近辺まで続落した。週後半にかけて、本邦株式市場の下落が一服し一時114.50円近辺まで回復したものの、米新規失業保険申請件数の悪化したことでドル売りが強まり114.00円を割る水準まで値を下げた。週末には、米長期金利の低下や軟調な米株式市場を嫌気したドル売りから113.70円近辺まで下落して越週した。
略語注釈
FRB:米連邦準備制度理事会 FOMC:米連邦公開市場委員会
1,820ドル近辺でスタートした先週の金相場は、今月のFOMCで3月の利上げが決定されるだろうとの観測が強まる中、米長期金利の上昇を背景にドル高が進むと一時1,810ドルを割る水準まで下落した。しかし、その後発表された米経済指標が弱い内容だったことで切り返すと、ウクライナ情勢の緊迫化などの地政学的リスクが意識され1,840ドル近辺まで急騰した。週後半にかけては、米新規失業保険申請件数が悪化したことで1,840ドル台中盤まで続伸したあとは利食い売りが強まり、1,830ドル近辺まで値を下げて越週した。
23.00ドル近辺でスタートした先週の銀相場は週初、欧州経済指標が良好な結果を示すと23.50ドル近辺まで上昇した。その後は、地政学的リスクが意識され上昇する金相場に連れ高となり24.00ドルを超える水準まで急騰すると、弱い米経済市場を受けたドル安から24.50ドル近辺まで続伸した。週末にかけては、利食い売りから急速に値を下げ、23.30ドル近辺まで急落して越週した。
114.20円近辺でスタートした先週の為替相場は週初、警戒されていた本邦中央銀行の金融政策に大きな変更がないと確認されると、急速に円売りが強まり115.00円近辺まで上昇した。しかし、同水準を超えられないことへの失望感や、弱い米経済指標を材料に114.60円近辺まで下落したあとは、軟調な株式市場を受け114.20円近辺まで続落した。週後半にかけて、本邦株式市場の下落が一服し一時114.50円近辺まで回復したものの、米新規失業保険申請件数の悪化したことでドル売りが強まり114.00円を割る水準まで値を下げた。週末には、米長期金利の低下や軟調な米株式市場を嫌気したドル売りから113.70円近辺まで下落して越週した。
略語注釈
FRB:米連邦準備制度理事会 FOMC:米連邦公開市場委員会