マーケット市況情報

2022年01月12日 13時00分

週報(1/6~1/7)2022年01月12日 13時00分

970ドル近辺でスタートした先週のプラチナ相場は、FRB の利上げに関する期待感から進行した主要通貨に対する米ドル高を受けて上値重く、940ドル台中盤まで下落した。しかし、WHO幹部のオミクロン株の症状は重症化率がとの見方が投資家心理を改善すると、安値拾いの買いや先行きへの期待感を受けた買いを受け、一時は1,000ドルをうかがう水準まで上昇した。その後は利益確定の売りやFRB当局者のインフレ対応や利上げに関する発言を受けて進むドル高や、市場予想を下回った米経済指標などが材料視される中で売りが先行、950ドル近辺で越週した。

1,830ドル近辺からスタートした先週の金相場は、週初はFRBの利上げ観測を受けた米長期金利上昇を背景に主要通貨に対するドル高が進行すると、1,800ドル近辺まで下落した。その後はインフレ懸念がくすぶる中で底堅く推移し、FOMCの議事要旨でも焦点が当たっていたことから週央にかけては1,820ドル台中盤まで上昇した。しかし、米労働指標が市場予想を大幅に上回ったことで、米債券価格の下落に連れ安となると節目の1,800ドルを割り込んで1,790ドル近辺まで下落、週末の米雇用統計が市場予想を下回ったことで進んだドル安にも目立って反応せず、1,790ドル台中盤で越週した。

23.20ドル近辺でスタートした先週の銀相場は、昨年末の上昇を受けた利益確定売りや米長期金利上昇を受けて22.80ドル近辺まで下落した。その後はオミクロン株に対する警戒感が後退する中、インフレ懸念も受けて先送りにされていた需要が戻ってくるのではないかとの期待感から底堅く推移し23.00ドル近辺までじり高となった。しかし、週央に発表された米労働指標が市場予想を大幅に上回ると、米金利の上昇を受けて下落した金相場に追随して22.00ドル近辺まで続落、週末に発表された米雇用統計がまちまちな結果となったことで進んだドル安を受けてやや買われ、22.30ドル近辺で越週した。

115.00円近辺からスタートした先週の為替相場は、FRBの利上げ姿勢を受けてドル全面高となる中で円も売られ116.00円を突破して116.20円台中盤まで急速な円安が進んだ。その後は、急速なドル高に対する警戒感から上げ幅を縮小して115.60円近辺まで下落するも、週央に公開された12月のFOMC 議事要旨が市場予想よりも早期利上げに積極的な姿勢を示していたことで再び116.00円を超えて116.20円近辺まで円安が進行した。週末にかけては米雇用統計を控えていることで115.70円近辺から116.00円近辺での神経質な展開となるも、注目の雇用統計は新規雇用が市場予想を下回ったことで米経済への強気の見方が一部で後退したと見え、115.60円近辺で越週した。

略語注釈
FRB:米連邦準備制度理事会 FOMC: 米連邦公開市場委員会 WHO:世界保健機関
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