マーケット市況情報

2021年11月24日 12時00分

週報(11/15~11/19)2021年11月24日 12時00分

1,090ドル近辺からスタートした先週のプラチナ相場は、週初こそ1,100ドル近辺まで若干の上昇を見せたものの、その後は米経済指標が市場予想を上回り米国のインフレ懸念が一時的に後退、進行したドル高を背景に売られ、1,060ドル近辺まで急落した。週央以降は手掛かり難から1,050ドル近辺から1,070ドル近辺での狭いレンジ推移となったものの、週末に欧州で新型コロナウイルス感染の再拡大が見られたことを受けて再度のロックダウン実施が報じられると、対ユーロでのドル高が急速に進行する中でプラチナは売られて1,030ドル近辺まで下落、同値近辺で越週した。

1,860ドル近辺でスタートした先週の金相場は、週初は物価高騰への警戒感を受けた底堅い展開での推移で1,870ドル台中盤まで上昇するも、米小売売上高が市場予想を上回って好調だったことからインフレ懸念が後退、金相場は下落に転じて1,850ドル近辺を示現した。週央には安値拾いの買いも見られて再び1,870ドル近辺まで回復するも、手掛かり難から上値の重い推移となった。しかし、週末に新型コロナ感染の再拡大を受けて欧州で再度のロックダウンの実施が伝えられると、対ユーロでのドル高を受けて金は売られ、1,840ドル台中盤まで急速に下落、同値近辺で越週した。

25.30ドル近辺でスタートした先週の銀相場は、週初は方向感に乏しく25.00ドル近辺から25.30ドル近辺の広いレンジ内での推移となった。しかし、市場予想を上回って好調だった米小売売上高が米国のインフレ懸念を後退させてドル高が進行すると、金相場に追随して24.80ドル近辺まで下落した。その後は安値拾いの買いもあって再び節目の25.00ドルを回復するも、さらなる上昇材料には乏しく上値の重い展開での推移となり、週末には欧州での再度のロックダウン実施が報道されると対ユーロでのドル高が重石となって急落、24.60ドル近辺で越週した。

113.90円近辺からスタートした先週の為替相場は、週初よりインフレ懸念から主要通貨に対するドル高が進行、ラガルドECB総裁がインフレ対応の金融引き締めを直近では実施しない見通しを示したことも支援材料となって、週央に至るまでドル高の流れが継続、ドル円相場も115.00円を一時うかがうまで急速に円安が進行した。週央以降は取引材料に乏しくドル高が一服すると、急速な円安に対する利益確定の売りが見られて114.10円近辺まで円高が進行したのちは、堅調な米企業決算や上昇する米株式市場を受けて再度ドル買が進行、114.40円近辺までじり安の展開となった。しかし、金曜日に欧州での新型コロナ感染再拡大を受けてロックダウンを導入するとのヘッドラインを受けてリスク回避姿勢が強まるとドル円ともに買われる中で円買いが強まり114.00円近辺まで急速な円高が進行し、同値近辺で越週した。

略語注釈
ECB:欧州中央銀行
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