マーケット市況情報

2021年11月09日 12時00分

週報(11/1~11/5)2021年11月09日 12時00分

1,020ドル近辺でスタートした先週のプラチナ相場は、米10月ISM製造業景況指数が9月実績を下回る結果となったことなどからドル安となり一時1,070ドル近辺まで上昇する展開となった。しかし、週央にかけては直近高値の1,080ドルには届かないことへの失望売りから下落に転じると、ADP雇⽤統計等の各経済指標が市場予想を上回ったことによるドル高も加わり週初水準となる1,020ドル台中盤まで反落する展開となった。その後、再び買いが散見されたことで反発すると週末もドル安を背景に1,040ドル近辺まで上昇し越週した。

1,780ドル近辺でスタートした先週の金相場は、2日から行われるFOMCを前に、テーパリングの決定はほぼ織り込まれているため、利上げのペースに大きく注目が集まった。週初は様子見ムードが漂い1,780ドル近辺から1,790ドル近辺のレンジ推移となったが、週末に発表される米雇用統計の前哨戦となるADP雇用統計が発表され、市場予想を上回ったことで、1,760ドル近辺まで一時下落した。注目のFOMCでは、見立て通りに資産購入の縮小が発表されたものの、利上げ時期を明確にせず早期利上げ観測が後退する形となり一転ドル売りの流れから反発し1,780ドルを回復した。そして、週末にかけては米雇用統計の結果を見定めたいとの思惑の広がりから様子見ムードが漂うと、市場予想を上回る内容が発表され一時下落したものの、米長期金利が低下したことを受けて1,820ドル近辺まで上昇し越週した。

23.80ドル近辺でスタートした先週の銀相場は、週初金相場と同様に目立った動きはなく24.00ドル近辺までのレンジ相場を形成した。2日にはFOMCの発表を前にしたポジション調整から23.60ドル近辺まで下落すると、その後もドル高から23.00ドル近辺まで続落する展開となった。しかし、FOMCでは明確な利上げ時期を示さなかったことによる失望感からドル安に転じ23.60ドルを回復した。そして、週末にはドル安を背景とした金相場の上昇に追随し24.10ドル台中盤にて越週した。

114.00円近辺でスタートした先週の為替相場は前週末までの円安の流れを引き継ぎ一時114.40円近辺まで円安に推移するも、米国で発表された各経済指標が市場予想を下回ったことを受けて114.00円近辺まで値を戻した。その後もFOMCの発表を前にしたポジション調整から一時113.70円近辺まで円高に推移したが、すぐに値を戻し114.00円を回復した。そして、FOMCでは市場の予想通りテーパリングの実施が発表されたものの、利上げ時期に関しては明確に示さなかったことで早期利上げ観測が後退した。それによりドル売りが先行したものの、週末発表される米雇用統計の結果を前に目立った動きはなく114.00円を挟んで推移した。米雇用統計発表後は、市場予想を上回ったことで一時円安に推移するも、米長期金利が低下したことを受けて円が買い戻され113.40円近辺にて越週した。

略語注釈
FOMC:米連邦公開市場委員会
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