マーケット市況情報

2021年10月26日 12時00分

週報(10/18~10/22)2021年10月26日 12時00分

1,060ドル近辺でスタートした先週のプラチナ相場は、週を通して売り買いが交錯する展開となった。週初、弱い中国経済指標を受け、世界的に景気回復の停滞が意識される中で売りが先行すると1,040ドル近辺まで下落した。その後は対ユーロでドル安が進み1,060ドル近辺まで回復したものの、米長期金利の上昇を受けたドル買いから再び1,040ドル近辺まで下落した。週後半から週末にかけては、FRBのパウエル議長や理事が、早期利上げについて否定的な考えを示したことで、ドル全面安となると一時1,080ドル近辺まで上昇したものの、同水準では利食い売りが旺盛となり急速に下げ幅を拡大すると、1,040ドル近辺まで下落して越週した。

1,770ドル近辺でスタートした先週の金相場は週初、ドルが対ユーロで弱含んだことで買いが強まり、1,780ドル台中盤まで値を伸ばしものの、米長期金利が上昇に転じたことで上げ幅を縮小し1,770ドル近辺まで反落した。その後も米長期金利の上昇に上値を抑えられる展開となったが、FRB理事が早期利上げについて否定的な考えを示したことで、対ユーロなどでドル安が進み1,780ドル台中盤まで上昇した。週末にかけては、弱い米経済指標やパウエルFRB議長が早期利上げについて否定したことで一時1,810ドル近辺まで急騰した。しかし、同水準では利食い売りが強まり、1,790ドル近辺まで下落して越週した。

23.30ドル近辺でスタートした先週の銀相場は、週を通して堅調な相場展開となった。世界的に警戒が強まっている物価上昇懸念に加え、中国や欧州における電力不足問題が銅やアルミなどの非鉄金属の供給懸念に波及すると、産業用メタルとしての側面を持つ銀にも資金流入がみられ24ドルを突破した。週末にかけては、パウエルFRB議長が早期利上げへ否定的な考えを示したことなどから、ドル全面安となる中でさらに買いが強まり、24.30ドル近辺まで続伸して越週した。

114.20円近辺でスタートした先週の為替相場は週初、中国で発表された経済指標を受け景気回復への期待が後退する中で、中国をはじめ本邦株式市場が軟調な展開となると円買いが進み114円近辺まで下落した。週央にかけては、安値を拾う動きや米長期金利の上昇を眺め、ドル買いが旺盛となると約4年ぶりの高値となる114.70円近辺まで急騰した。その後は、米長期金利の上昇が一服したことに加え、FRB理事が利上げを急ぐ必要はないとの考えを示したことで、ドル売りが強まり再び114円台前半まで下落する展開となった。週末にかけては、弱い米経済指標やパウエルFRB議長が早期利上げを否定したことでドル売りが優勢となり、113.50円近辺まで続落して越週した。

略語注釈
FRB:米連邦準備制度理事会
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