マーケット市況情報

2021年10月05日 12時00分

週報(9/27~10/1)2021年10月05日 12時00分

980ドル台中盤でスタートした先週のプラチナ相場は週初、前週末の下落に対する買い戻しから1,000ドルを試す展開となった。しかし1,000ドルを超える場面では、同水準をサポートするだけの材料は乏しく下落に転じると、弱い米経済指標や軟調な米株式市場を嫌気した売りから960ドル台中盤まで下落した。週央にかけては、米長期金利の上昇にサポートされドル全面高となる中で950ドル近辺まで続落した。その後は、ドル高が一服したことで徐々に下値を切り上げると、週末に発表された米9月ISM製造業景況指数が市場予想を上回り、景気回復への期待感から買われ970ドル台中盤まで回復して越週した。

1,750ドル近辺でスタートした先週の金相場は週初、市場予想を上回る米経済指標を受け軟調な展開となったあとは、⽶財務⻑官が債務上限を引き上げなければ債務不履行になる可能性があると示唆したことで、米長期金利が上昇しドル買いが優勢となると、1,730ドル近辺まで下落した。その後は安値を拾う動きから1,750ドル近辺まで回復する場面も見られたが、米経済指標が市場予想を大幅に上回ったことで、1,720ドル近辺まで下落した。週後半から週末にかけては、米新規失業保険申請件数が市場予想よりも悪化しドル高が一服したことで1,760ドル近辺まで急騰したあとは、揉み合う展開となり同水準で越週した。

22.40ドル近辺でスタートした先週の銀相場は週初、22.80ドル近辺まで値を伸ばす場面も見られたが、堅調な米経済指標を材料にドル高が進み上値の重い展開となった。その後も、米長期金利の上昇や早期量的緩和の縮小への期待感から更にドルが強含み21.50ドル近辺まで下落した。週後半から週末にかけては安値を拾う動きや、上昇する金相場に連れ高となり22.50ドル近辺まで回復して越週した。

110.60円近辺でスタートした先週の為替相場は週初、米FRBが早期に量的緩和を縮小するのではとの思惑が広がったことに加え、米経済指標も市場予想を上回ったことでドル買いが優勢となり111円を突破した。週央には、堅調な米経済指標や期末に絡んだドル買いから、112円近辺まで値を伸ばし年初来高値を更新した。週後半から週末にかけては、米新規失業者保険申請件数が市場予想を上回る悪い結果となりドル売りが強まると、米長期金利の低下も相俟って111円近辺まで下落して越週した。

略語注釈
ISM:米供給管理協会 FRB:米連邦準備制度理事会
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