マーケット市況情報

2021年08月31日 12時00分

週報(8/23~8/27)2021年08月31日 12時00分

990ドル台中盤でスタートした先週のプラチナ相場は、週初こそドル安を背景に急進して1,000ドルを回復、1,020ドル近辺まで上昇するも、その後は取引材料に乏しく1,010ドル近辺から1,020ドル近辺の狭いレンジでの推移となった。週央にかけてはドル安に一服感が見られたことから材料不足となると売り圧力が高まり、1,000ドルの節目を割り込んで970ドル台中盤まで続落した。しかし、週末にかけては割安感から買い戻しがみられると、注目のパウエルFRB議長の講演内容が現状を維持するものだったことから、早期の金融緩和見通しが後退する中で米株式市場の上昇やドル安に支えられ、1,010ドル近辺で越週した。

1,770ドル台後半からスタートした先週の金相場は、週初より米金融引締め策の実施が年末頃まで後退するとの見方が強まったことで進んだドル安を背景に堅調推移となって節目の1,800ドルを回復した。週央にかけては、週末のFRB議長の講演を待つ中で上昇した米金利を背景に売られて1,800ドルを割り込んだ。しかし、カブール空港での爆発などアフガン情勢が悪化していることを受けて金相場は再び上昇すると、注目されていたパウエルFRB議長の講演内容が金融引き締め時期を明言せず、経済情勢を見ながら実施するというものであったことから、早期の金融引き締めの見通しが後退、急速にドル安が進む中で金が買われて1,820ドル近辺まで上昇して越週した。

23.00ドル近辺からスタートした先週の銀相場は、週初より米金融引き締め政策の実施時期が後ろ倒しとなることへの期待感から進んだドル安を背景に堅調推移となると、23.90ドル近辺まで一時は上昇した。その後は週末に控えるパウエルFRB議長の講演を待つ中で材料不足となり23.60ドル近辺から23.80ドル近辺でのレンジ推移となった。注目のパウエル議長の講演内容は期待されていた内容について明言を避けたもので、早期の金融引き締め見通しの後退で買われた金相場に連れ高となって24.00ドル近辺まで上昇して越週した。

109.80円近辺からスタートした先週の為替市場は、週初110円台を回復したものの低調な米経済指標を受けて米金融政策の引き締め時期が遅くなるとの見通しの高まりからドル売りが進行、一時109.50円近辺まで下落した。その後週央にかけてはパウエルFRB議長の講演を待つ流れとなるも、ドルを買い戻す動きも一部で見られて110円台を回復すると110.00円近辺から110.10円台中盤でのレンジ推移となった。週末にかけてFRB当局者からのテーパリングに関する見通しが漸次表明される中で、早期引き締めを表明する意見も多く、パウエル議長の講演が待たれた。金曜日の議長講演の内容は、米経済の様子を見ながら金融引き締めを実施するというもので、市場が注目をしていた開始時期等に関して明言を避けたことから、早期引き締めの可能性は低いと考えられ、再びドルは売られて110.00円を割り込んで109.80円近辺で越週した。

略語注釈
FRB:米連邦準備制度理事会
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