マーケット市況情報

2021年07月27日 12時00分

週報(7/19~7/23)2021年07月27日 12時00分

1,100ドル台中盤でスタートした先週のプラチナ相場は週初、欧米での新型コロナウイルスの感染再拡大に伴う景気減速懸念の高まりから1,080ドル近辺まで下落すると、週後半まで動意に乏しい展開となった為に同値を挟んだレンジ相場での値動きとなった。その後、週末にかけては米長期金利の低下を受けたドル安を背景に一時1,100ドル近辺まで回復するも、米国で発表されている企業決算が好調なことを背景とした経済回復期待感の高まりからドル高に推移したために一時1,050ドルを割り込むまで急落した。しかし、週末引けには安値拾いの買いから反発し1,070ドル近辺にて越週した。

1,810ドル近辺でスタートした先週の金相場は週初、欧米諸国での新型コロナウイルス感染再拡大への警戒感の広がりからリスク回避姿勢が強まった為にドルが買い戻される動きとなり一時1,790ドル台中盤まで下落するも、米長期金利の低下を受けて1,830ドル近辺まで値を戻した。その後、米企業決算が好調な内容となったことを受けて再び1,800ドルを割り込むまで下落すると、週末まで1,800ドルを挟んだレンジ相場となり1,805ドル近辺にて越週した。

25.60ドル近辺でスタートした先週の銀相場は週初、ドル高を背景とした金相場の下落につられる展開となり25.00ドルを割り込むまで下落した。その後も下値を探る展開となり一時24.80ドル近辺まで続落する展開となるも、安値拾いの買いが散見されたことで25.00ドル近辺まで反発した。週後半には米国で発表された失業保険申請件数増加を背景としたドル安から一時25.40ドル近辺まで上昇するも、軒並み好調な米企業決算に好感したドル高から25.20ドル近辺まで反落し越週した。

109.40円近辺でスタートした先週の為替相場は週初、欧米での新型コロナウイルス感染再拡大への懸念を受けて主要通貨の中でドル・円共に買われる展開となった。その中でもやや円買いが優勢ととなり一時109.00円近辺まで推移する展開となった。しかし、一巡後は109.40円近辺まで値を戻すと、米株価が急騰したことを受けて110円を試すまで円安に推移した。その後も米国で発表されている企業決算が軒並み好調なことを受けてドルが買い進まれる展開となり、110.40円近辺まで推移する展開となった。週後半にかけてはレンジ相場を展開するも週末には再び米株価の上昇を好感したドル高により110.50円近辺で越週した。
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