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マーケット市況情報
2021年06月08日 12時00分
週報(5/31~6/4)2021年06月08日 12時00分
1,180ドル台中盤でスタートした今週のプラチナ相場は、週初欧米市場が祝日休場だったことから目立った動きはなかったが、祝日明けは1,210ドル近辺まで上昇した。しかし、米経済指標が市場予想を上回ったことでドル高となり再び1,200ドルを割り込む展開となった。その後も、週末に発表される米雇用統計の前哨戦ともなるADP雇用統計やその他経済指標が市場予想を上回る展開となったことで米長期金利が上昇しドル高となり1,150ドル近辺まで急落した。そして、注目されていた米雇用統計では底堅い伸びは示したものの、市場予想には届かなかったことで失望感が広がった為にドル安となり1,170ドルまで反発し越週した。
1,900ドル近辺でスタートした先週の金相場は、週初欧米市場が祝日休場だったことから値動きは限定的となった。祝日が明けると、米長期債利回りが上昇したことを受けてドル買いが活発となり軟調に推移すると、米国での新型コロナウイルスに対するワクチン接種率が大幅に伸びていることを受けて市場ではリスク選好のムードが高まり1,890ドル近辺まで下落した。その後、一時1,900ドルを回復するも、米国で発表された経済指標が軒並み市場予想を上回る結果となったことでドルが買い進まれる展開となり1,860ドル近辺まで急落した。そして、週末に発表された米雇用統計は、3日に発表されていたADP雇用統計が好調だったことから期待されていたものの、市場予想を下回る展開となったことから1,890ドル近辺まで反発し越週した。
28.00ドル近辺でスタートした先週の銀相場は、週初欧米市場が祝日休場だった為に値動きは限定的だったものの、休み明けは欧米市場で発表された各経済指標が好調だったことで産業用需要の側面が意識される展開となり28.40ドル近辺まで上昇した。しかし、その後は利益確定の売りから週初スタート時点の水準まで値を戻すと、週後半にかけては米国で発表された経済指標が市場予想を上回ったことによるドル高を背景とした金相場の下落を嫌気し27.20ドル近辺まで急落した。しかし、週末に発表された米雇用統計が市場予想を下回る結果となったことでドル安となった為に27.80ドル近辺まで回復し越週した。
109.80円台中盤でスタートした先週の為替相場は、週初欧米市場が祝日休場だったこともあり市場参加者は限定的だったものの109.40円近辺まで円高に推移した。その後同値近辺を維持した展開となるも、週後半にかけては米国で発表された経済指標が軒並み好調だったことを背景に米長期金利が上昇しドル高となり109.80円近辺まで推移した。また、週末に発表される米雇用統計の前哨戦ともなるADP雇用統計が市場予想を上回ったことで一時110.20円近辺まで円安に推移した。そして、注目されていた米雇用統計では、失業率は改善されたものの、就業者数は市場予想を下回る結果となった。これにより109.50円近辺まで円が買い戻される展開となり越週した。
略語注釈
ADP:オートマティック・データ・プロセッシング社
1,900ドル近辺でスタートした先週の金相場は、週初欧米市場が祝日休場だったことから値動きは限定的となった。祝日が明けると、米長期債利回りが上昇したことを受けてドル買いが活発となり軟調に推移すると、米国での新型コロナウイルスに対するワクチン接種率が大幅に伸びていることを受けて市場ではリスク選好のムードが高まり1,890ドル近辺まで下落した。その後、一時1,900ドルを回復するも、米国で発表された経済指標が軒並み市場予想を上回る結果となったことでドルが買い進まれる展開となり1,860ドル近辺まで急落した。そして、週末に発表された米雇用統計は、3日に発表されていたADP雇用統計が好調だったことから期待されていたものの、市場予想を下回る展開となったことから1,890ドル近辺まで反発し越週した。
28.00ドル近辺でスタートした先週の銀相場は、週初欧米市場が祝日休場だった為に値動きは限定的だったものの、休み明けは欧米市場で発表された各経済指標が好調だったことで産業用需要の側面が意識される展開となり28.40ドル近辺まで上昇した。しかし、その後は利益確定の売りから週初スタート時点の水準まで値を戻すと、週後半にかけては米国で発表された経済指標が市場予想を上回ったことによるドル高を背景とした金相場の下落を嫌気し27.20ドル近辺まで急落した。しかし、週末に発表された米雇用統計が市場予想を下回る結果となったことでドル安となった為に27.80ドル近辺まで回復し越週した。
109.80円台中盤でスタートした先週の為替相場は、週初欧米市場が祝日休場だったこともあり市場参加者は限定的だったものの109.40円近辺まで円高に推移した。その後同値近辺を維持した展開となるも、週後半にかけては米国で発表された経済指標が軒並み好調だったことを背景に米長期金利が上昇しドル高となり109.80円近辺まで推移した。また、週末に発表される米雇用統計の前哨戦ともなるADP雇用統計が市場予想を上回ったことで一時110.20円近辺まで円安に推移した。そして、注目されていた米雇用統計では、失業率は改善されたものの、就業者数は市場予想を下回る結果となった。これにより109.50円近辺まで円が買い戻される展開となり越週した。
略語注釈
ADP:オートマティック・データ・プロセッシング社