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マーケット市況情報
2021年06月01日 12時00分
週報(5/24~5/28)2021年06月01日 12時00分
1,170ドル近辺からスタートした先週のプラチナ相場は、週初より世界経済回復への期待感を背景とする主要通貨に対するドル安基調や米株式市場の上昇を受けた底堅い展開となって1,200ドルを超え、一時は1,210ドル近辺まで上昇した。しかし、週央以降は主要国の一部で経済見通しの悪化が示唆されたことで回復への楽観的な見方が後退したことや、ロシア鉱山大手のプラチナ需給見通しに関する報道を受けた軟調な展開になり1,170ドル近辺まで下落した。週末にかけても上値の重い推移が継続し、翌週明けが英米休日であることもあって方向感に乏しい推移となり、1,170ドル台中盤で越週した。
1,880ドル近辺からスタートした先週の金相場は、週初から週央にかけては世界経済の回復期待を受けた対主要通貨でのドル安の進行に加え、緩和的な米金融政策の継続による米長期金利の低下を受けて底堅い展開となり、1,910ドル近辺まで上昇した。しかし、利益確定売りもあって同水準は続かず1,890ドル台中盤まで下落すると、手掛かり難から1,890ドル近辺から1,900ドル近辺でのレンジ推移となった。週末にかけては米経済指標が改善する中で、米国でのインフレ率の上昇が示唆されたことを受けて、インフレヘッジ先として金を買う動きも見られて上昇に転じて1,900ドル近辺で越週した。
27.50ドル近辺でスタートした先週の銀相場は、週初から週央にかけては世界経済の回復期待を背景とするドル安を受けた底堅い推移となって28.10ドル台中盤まで上昇するも、利益確定売りに押されて急落、27.60ドル近辺まで下落した。その後は米労働市場が改善を示したことや経済指標が好調な推移となったことから底堅い展開となって上昇すると27.90ドル近辺まで上昇して越週した。
108.80円近辺からスタートした先週の為替相場は、週初は世界経済回復の流れや米国の緩和的金融政策の継続観測から対ドルで主要通貨は上昇するも、円相場への影響は限定的で、108.70円近辺から109.00円近辺での小動きの展開で推移した。しかし、週央に米長期債利回りの低下に落ち着きが見られたことや、本邦の経済見通しの悪化を受けて円売りが進行すると、他の主要国に比して遅れているワクチン接種等もあって110.00円に迫る勢いで急速な円安となった。週末には一時110.20円近辺までさらなる円安が進むも、英米の連休を前にしたドルの売戻しもあって109.90円近辺で越週した。
1,880ドル近辺からスタートした先週の金相場は、週初から週央にかけては世界経済の回復期待を受けた対主要通貨でのドル安の進行に加え、緩和的な米金融政策の継続による米長期金利の低下を受けて底堅い展開となり、1,910ドル近辺まで上昇した。しかし、利益確定売りもあって同水準は続かず1,890ドル台中盤まで下落すると、手掛かり難から1,890ドル近辺から1,900ドル近辺でのレンジ推移となった。週末にかけては米経済指標が改善する中で、米国でのインフレ率の上昇が示唆されたことを受けて、インフレヘッジ先として金を買う動きも見られて上昇に転じて1,900ドル近辺で越週した。
27.50ドル近辺でスタートした先週の銀相場は、週初から週央にかけては世界経済の回復期待を背景とするドル安を受けた底堅い推移となって28.10ドル台中盤まで上昇するも、利益確定売りに押されて急落、27.60ドル近辺まで下落した。その後は米労働市場が改善を示したことや経済指標が好調な推移となったことから底堅い展開となって上昇すると27.90ドル近辺まで上昇して越週した。
108.80円近辺からスタートした先週の為替相場は、週初は世界経済回復の流れや米国の緩和的金融政策の継続観測から対ドルで主要通貨は上昇するも、円相場への影響は限定的で、108.70円近辺から109.00円近辺での小動きの展開で推移した。しかし、週央に米長期債利回りの低下に落ち着きが見られたことや、本邦の経済見通しの悪化を受けて円売りが進行すると、他の主要国に比して遅れているワクチン接種等もあって110.00円に迫る勢いで急速な円安となった。週末には一時110.20円近辺までさらなる円安が進むも、英米の連休を前にしたドルの売戻しもあって109.90円近辺で越週した。