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マーケット市況情報
2021年04月09日 15時00分
週報(3/29~4/2)2021年04月09日 15時00分
1,180ドル台中盤でスタートした先週のプラチナ相場は、週初こそ動意に乏しい展開から同値近辺で推移したものの、週央にはドル高から一時1,150ドル近辺まで下落した。その後、投機筋を中心とした買戻しにより1,190ドル近辺まで反発すると、バイデン米大統領によるインフラ計画の発表内容を背景とした米長期債利回りの下落に伴うドル安から1,200ドルまで回復し1,210ドル台中盤まで続伸した。そして、週末は欧米市場が祝日休場により目立った動きはなく同値近辺を推移し越週した。
1,730ドル近辺でスタートした先週の金相場は、週初アルケゴス・キャピタル・マネジメント社による巨額損失に関連した相場への混乱が警戒されたものの、スエズ運河での大型船の座礁滞留状態が解消されたとの報道や米国でのワクチン接種率加速への期待感が好感されたことを材料とした米長期債利回りの上昇を背景に1,710ドル近辺まで下落した。週央にかけてもバイデン米大統領によるインフラ計画への期待感を背景としたドル高から節目となる1,700ドルを割り込むと一時1,680ドル近辺まで下落した。その後、週末に発表される米雇用統計の前哨戦となるADP雇用統計が市場予想を上回る一方で、安値拾いの買いから1,710ドル近辺まで回復した。注目されていたバイデン米大統領のインフラ計画の発表では、およそ250兆円規模の計画が発表されたものの、財源は増税による税収だったことから長期債利回りが下落し1,730ドル近辺まで上昇した。なお、週末には米雇用統計が発表され市場予想を上回ったものの欧米市場が祝日休場だったことで同値近辺を推移し越週した。
25.00ドル近辺でスタートした先週の銀相場は、週初から金相場の下落に嫌気する動きとなり軟調に推移すると、週央には節目となる24.00ドルを割り込み23.80ドル近辺まで続落する展開となった。その後、急激な下落に対する買戻しや米国で発表された経済指標が市場予想を上回ったことによる米国経済への復調期待感から実需を中心に買い戻され24.00ドルを回復すると、24.40ドル近辺まで上昇した。そして、週末にかけては金相場と同様にバイデン米大統領が発表したインフラ計画の内容を背景としたドル安から週初水準の25.00ドルを回復すると、同値近辺を維持して越週した。
109.60円近辺でスタートした先週の為替相場は、アルケゴスショックを警戒して一時円高に推移するも米国でのワクチン接種率加速への期待感の高まりから反転すると、米長期債利回りの上昇も加わり110.20円近辺まで円安に推移した。週央には一時111.00円超えにトライするも、米長期債利回りの上昇が一服したことでドル高感が弛んだために大きくは超えられず、110.80円まで円が買い戻された。その後、週末に発表される米雇用統計の結果を見極めたいとの思惑の広がりから目立った動きはなく同値近辺を推移した。同指標発表後は、市場予想を上回ったことに好感した為にドル高に推移し110.74円にて越週した。
1,730ドル近辺でスタートした先週の金相場は、週初アルケゴス・キャピタル・マネジメント社による巨額損失に関連した相場への混乱が警戒されたものの、スエズ運河での大型船の座礁滞留状態が解消されたとの報道や米国でのワクチン接種率加速への期待感が好感されたことを材料とした米長期債利回りの上昇を背景に1,710ドル近辺まで下落した。週央にかけてもバイデン米大統領によるインフラ計画への期待感を背景としたドル高から節目となる1,700ドルを割り込むと一時1,680ドル近辺まで下落した。その後、週末に発表される米雇用統計の前哨戦となるADP雇用統計が市場予想を上回る一方で、安値拾いの買いから1,710ドル近辺まで回復した。注目されていたバイデン米大統領のインフラ計画の発表では、およそ250兆円規模の計画が発表されたものの、財源は増税による税収だったことから長期債利回りが下落し1,730ドル近辺まで上昇した。なお、週末には米雇用統計が発表され市場予想を上回ったものの欧米市場が祝日休場だったことで同値近辺を推移し越週した。
25.00ドル近辺でスタートした先週の銀相場は、週初から金相場の下落に嫌気する動きとなり軟調に推移すると、週央には節目となる24.00ドルを割り込み23.80ドル近辺まで続落する展開となった。その後、急激な下落に対する買戻しや米国で発表された経済指標が市場予想を上回ったことによる米国経済への復調期待感から実需を中心に買い戻され24.00ドルを回復すると、24.40ドル近辺まで上昇した。そして、週末にかけては金相場と同様にバイデン米大統領が発表したインフラ計画の内容を背景としたドル安から週初水準の25.00ドルを回復すると、同値近辺を維持して越週した。
109.60円近辺でスタートした先週の為替相場は、アルケゴスショックを警戒して一時円高に推移するも米国でのワクチン接種率加速への期待感の高まりから反転すると、米長期債利回りの上昇も加わり110.20円近辺まで円安に推移した。週央には一時111.00円超えにトライするも、米長期債利回りの上昇が一服したことでドル高感が弛んだために大きくは超えられず、110.80円まで円が買い戻された。その後、週末に発表される米雇用統計の結果を見極めたいとの思惑の広がりから目立った動きはなく同値近辺を推移した。同指標発表後は、市場予想を上回ったことに好感した為にドル高に推移し110.74円にて越週した。