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マーケット市況情報
2021年03月23日 13時00分
週報(3/15~3/19)2021年03月23日 13時00分
1,210ドル近辺でスタートした先週のプラチナ相場は週初、新規材料が乏しい中で1,210ドル近辺から1,220ドル近辺での狭いレンジ推移となった。週央の米FOMCの結果を前に調整売りから1,190ドル近辺まで下落したあとは、同会合の結果を受け早期利上げへの期待感が剥落するとドル売りが強まり1,230ドル近辺まで急騰した。週末には、米FRBが新型コロナウイルスでの混乱に対応するため導入した銀行の資本規制緩和を延長しないとしたことで米株価が急落すると、これを嫌気した売りから1,200ドル近辺まで値を下げて越週した。
1,730ドル近辺でスタートした先週の金相場は、週央に開催される米FOMCを前に同水準で売り買いが交錯し動意に欠ける展開が継続した。同会合では、政策金利は据え置かれ、長期的な金利見通しにも変更がなかったことからドル売りが強まり1,750ドル台中盤まで急騰した。週後半から週末にかけては、米長期債利回りの乱高下を受け1,730ドル近辺を挟んでの値動きとなると、1,740ドル近辺で越週した。
26.00ドル近辺でスタートした先週の銀相場は、良好な中国経済指標を材料に値を伸ばすと26.20ドル近辺まで上昇した。その後は、米FOMCを前に徐々に上値を削る展開となり25.80ドル近辺まで下落するも、同会合の結果を受けドル安が進んだことで26.60ドル近辺まで反発した。その後、米長期債利回りが急騰しドルが買い戻されたことで25.90ドル近辺まで値を下げるも、下値を切り上げる金相場に連れ高となり26.20ドル近辺まで回復して越週した。
109.00円近辺でスタートした先週の為替相場は週初、経済活動正常化への期待感から、米長期債利回りが上昇する中でドル買いが強まり109.30円近辺までドル高が進行した。その後発表された米2月小売売上高が市場予想を大きく下回ったことで一時108.80円近辺まで下落するも、前回発表分が大幅に上方修正されたことから楽観的な見方が広がり109円台を回復した。週央に開催された米FOMCでは、経済見通しは上方修正されたものの、政策金利の見通しは現状維持としたことからドル売りが先行し、加えて本邦中央銀行が長期金利の変動幅を拡大する方向との報道を材料に円買いが強まり108.70円近辺まで下落した。その後週末にかけては、米長期債利回りの動きにつられ乱高下すると108.90円近辺で越週した。
略語注釈
FOMC:米連邦公開市場委員会 FRB:米連邦準備理事会
1,730ドル近辺でスタートした先週の金相場は、週央に開催される米FOMCを前に同水準で売り買いが交錯し動意に欠ける展開が継続した。同会合では、政策金利は据え置かれ、長期的な金利見通しにも変更がなかったことからドル売りが強まり1,750ドル台中盤まで急騰した。週後半から週末にかけては、米長期債利回りの乱高下を受け1,730ドル近辺を挟んでの値動きとなると、1,740ドル近辺で越週した。
26.00ドル近辺でスタートした先週の銀相場は、良好な中国経済指標を材料に値を伸ばすと26.20ドル近辺まで上昇した。その後は、米FOMCを前に徐々に上値を削る展開となり25.80ドル近辺まで下落するも、同会合の結果を受けドル安が進んだことで26.60ドル近辺まで反発した。その後、米長期債利回りが急騰しドルが買い戻されたことで25.90ドル近辺まで値を下げるも、下値を切り上げる金相場に連れ高となり26.20ドル近辺まで回復して越週した。
109.00円近辺でスタートした先週の為替相場は週初、経済活動正常化への期待感から、米長期債利回りが上昇する中でドル買いが強まり109.30円近辺までドル高が進行した。その後発表された米2月小売売上高が市場予想を大きく下回ったことで一時108.80円近辺まで下落するも、前回発表分が大幅に上方修正されたことから楽観的な見方が広がり109円台を回復した。週央に開催された米FOMCでは、経済見通しは上方修正されたものの、政策金利の見通しは現状維持としたことからドル売りが先行し、加えて本邦中央銀行が長期金利の変動幅を拡大する方向との報道を材料に円買いが強まり108.70円近辺まで下落した。その後週末にかけては、米長期債利回りの動きにつられ乱高下すると108.90円近辺で越週した。
略語注釈
FOMC:米連邦公開市場委員会 FRB:米連邦準備理事会