マーケット市況情報

2021年03月09日 14時00分

週報(3/1~3/5)2021年03月09日 14時00分

1,180ドル近辺からスタートした先週のプラチナ相場は、週初こそ前週末に米当局が新たな新型コロナワクチンに使用許可を与えたことから、米経済回復の進展への期待感を受け1,230ドル近辺まで上昇したものの、その後は米長期金利の上昇を背景とする米ドル高から上値の重い展開となって1,170ドル近辺まで下落基調に推移した。週末にかけてパウエルFRB議長が米経済の回復を背景に米長期金利の上昇を容認する姿勢を示したことで急速なドル高が進行すると急落し、1,110ドル近辺を示現するも、引けにかけては安値拾いの買いもあって1,130ドル近辺で越週した。

1,740ドル近辺でスタートした先週の金相場は、週初より米金利上昇を背景としたドル高の流れを受けて下落基調に推移し、1,710ドル近辺まで下落した。週央にかけては安値拾いの買いも入ったことで1,710ドル近辺でのもみ合いの展開となって推移するも、週末にかけて、パウエルFRB議長が米長期金利の上昇を容認する姿勢を示すと、金相場から投資資金が流出し1,700ドルの節目を割り込んで1,690ドル近辺まで下落した。その後は引けにかけて安値拾いの買いも散見され、1,700ドル近辺で越週した。

26.70ドル台中盤でスタートした先週の銀相場は、週初はドル高による下押し圧力と米追加経済対策への期待感による底堅い展開が入り混じり、26.00ドル近辺から26.70ドル近辺の広いレンジでの推移となった。週央には、パウエルFRB議長の発言を待つ展開とったが、米長期金利の上昇を容認する姿勢を同議長が見せたことで26.00ドルの節目を割り込み、25.20ドル近辺まで下落した。その後は安値拾いの買いもあって一時25.40ドル近辺まで戻すも、米雇用統計が市場予想を上回ったことで上値は抑えられ25.20ドル台中盤で越週した。

106.60円近辺からスタートした先週の為替相場は、前週末に米当局が新たな新型コロナワクチンに使用許可を与えたことから、米経済の先行きを楽観視する見方が広がり、主要通貨に対するドル高が進行すると、その流れは円相場にも波及した。週央以降は、米経済の底堅い成長への期待感を受けた米長期金利の上昇もドル高を後押しし107.00円を突破すると、パウエルFRB議長がFRBの現状の政策が適切であると表明したことで、さらなるドル高が進行、108.00円近辺まで上昇した。その後も好調な米雇用統計を受けてドル高は進行したが、引けにかけては上値を削り、108.30円近辺で越週した。

略語注釈
FRB:米連邦準備制度理事会
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