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マーケット市況情報
2021年01月26日 14時00分
週報(1/18~1/22)2021年01月26日 14時00分
1,060ドル台中盤からスタートした先週のプラチナ相場は週初、米国市場が休日休場の中で進んだ主要通貨に対するドル安を背景に上昇すると、米新政権高官候補者が経済支援策の拡大について言及したことを受けて上昇した米株式市場に追随、米株式指数の最高値更新も後押しとなって、1,140ドル近辺まで続伸した。しかし、厳格な外出規制を敷いている欧州の経済指標が軟調となったことや、米国で新型コロナワクチンの接種の遅れと感染拡大などを背景に、投資家の投資意欲の後退が見られて売られ、1,100ドル近辺まで下落して越週した。
1,810ドル近辺からスタートした先週の金相場は週初、米国市場が休日休場の中で進んだドル安を背景に上昇、その後も米次期政権高官候補者の経済支援策の拡大提案を受けた主要通貨に対するドル安基調を受けて上昇を続けた。週央のバイデン氏の米大統領就任を受けて、大規模な経済刺激策への期待感が高まったことも金相場の支援材料となり1,880ドル近辺まで上昇した。週末の引けにかけては厳格な外出規制を敷いた欧州の経済指標が軟調であったことや、新型コロナワクチン接種の遅れと感染拡大を背景にドル高へ転じると金は売られ、1,850ドル近辺で越週した。
24.20ドル台中盤からスタートした先週の銀相場は、主体的な動きに乏しく金相場に連れた動きで推移した。週初より、主要通貨に対するドル安基調を背景に買い進められると、週半ばまで上昇基調に推移し26.00ドル近辺まで続伸した。週末にかけては厳格な外出規制が敷かれている欧州の経済指標が軟調に推移すると、米国において遅れている新型コロナワクチン接種が感染拡大リスクを想起させ、先行きへの不透明感から売られて下落、25.50ドル近辺で越週した。
103.90円近辺でスタートした先週の為替市場は週初、米国市場が休日休場の中で前週から引き続くドル安の流れが継続し軟調に推移したが、安値拾いの動きもあって104.00円近辺まで上昇した。米国の休日休場明け以降は、バイデン新政権の高官候補が景気刺激策の拡大について言及したことで、主要通貨に対する米ドル安の進行が円相場へも波及、断続的にドルが売られて103.30円近辺まで円高が進行した。週末にかけては売られたドルを買い戻す動きも見られて円高が一服すると、欧州での厳しいロックダウンによる低調な経済指標を受け、先行き見通しへの楽観的な見方が後退し、主要通貨に対するドル高も後押しして103.80円近辺で越週した。
1,810ドル近辺からスタートした先週の金相場は週初、米国市場が休日休場の中で進んだドル安を背景に上昇、その後も米次期政権高官候補者の経済支援策の拡大提案を受けた主要通貨に対するドル安基調を受けて上昇を続けた。週央のバイデン氏の米大統領就任を受けて、大規模な経済刺激策への期待感が高まったことも金相場の支援材料となり1,880ドル近辺まで上昇した。週末の引けにかけては厳格な外出規制を敷いた欧州の経済指標が軟調であったことや、新型コロナワクチン接種の遅れと感染拡大を背景にドル高へ転じると金は売られ、1,850ドル近辺で越週した。
24.20ドル台中盤からスタートした先週の銀相場は、主体的な動きに乏しく金相場に連れた動きで推移した。週初より、主要通貨に対するドル安基調を背景に買い進められると、週半ばまで上昇基調に推移し26.00ドル近辺まで続伸した。週末にかけては厳格な外出規制が敷かれている欧州の経済指標が軟調に推移すると、米国において遅れている新型コロナワクチン接種が感染拡大リスクを想起させ、先行きへの不透明感から売られて下落、25.50ドル近辺で越週した。
103.90円近辺でスタートした先週の為替市場は週初、米国市場が休日休場の中で前週から引き続くドル安の流れが継続し軟調に推移したが、安値拾いの動きもあって104.00円近辺まで上昇した。米国の休日休場明け以降は、バイデン新政権の高官候補が景気刺激策の拡大について言及したことで、主要通貨に対する米ドル安の進行が円相場へも波及、断続的にドルが売られて103.30円近辺まで円高が進行した。週末にかけては売られたドルを買い戻す動きも見られて円高が一服すると、欧州での厳しいロックダウンによる低調な経済指標を受け、先行き見通しへの楽観的な見方が後退し、主要通貨に対するドル高も後押しして103.80円近辺で越週した。