マーケット市況情報

2020年12月15日 16時00分

週報(12/7~12/11)2020年12月15日 16時00分

1,060ドル近辺でスタートした先週のプラチナ相場は、前週末の引けにかけての上昇に対する利食い売りや、英国のEU離脱による貿易協定の交渉決裂懸念を背景としたユーロ安からドルが強含むと、1,010ドル近辺まで下落した。一時1,050ドル近辺まで回復するも、再び1,040ドル近辺まで値を下げると、その後は、動意に乏しい展開から週後半まで1,030ドルを挟んでのレンジ相場となった。週後半には新型コロナウイルスのワクチン普及への楽観的見方の高まりから米国株式市場が一時史上最高値を記録したことによるドル高や、南アフリカ大手鉱山会社が所有する精錬施設の再建が当初見込んでいた予定よりも前倒しで稼働を再開するとの発表を背景に供給懸念が後退し1,000ドルを割り込むまで下落した。週末にかけては安値拾いから1,000ドルを回復し一時1,030ドル台中盤を回復するも、ドル高から反落し1,020ドル近辺にて越週した。

1,840ドル近辺でスタートした先週の金相場は週初、英国のEU離脱後の貿易協議に関する交渉決裂懸念を背景に対ユーロ安でのドル高から軟調に推移するも、トランプ政権が香港の民主派弾圧に関与した中国公職者に制裁実施するとの発表を背景に1,860ドル台中盤まで上昇した。その後、週央まで1,860ドル近辺から1,870ドル近辺のレンジ相場となるものの、米国の追加経済対策実施に関する楽観的な見方の広がりや、新型コロナウイルスのワクチンの早期普及への期待感の高まりを背景に1,830ドル近辺まで反落した。そして、週末には一時上昇に転じるも英国とEUの通商協議に関して決裂のリスクが一層高まったことによるドル高から軟調に推移し1,840ドルにて越週した。

24.20ドル近辺でスタートした先週の銀相場は、ドル高を背景に23.60ドル近辺まで下落するも、米中対立の激化懸念を背景とした金相場の上昇に好感し24.80ドル近辺まで反発した。その後、同値近辺を維持して推移するも、後半には米追加経済対策への楽観的な見方の広がりを背景としたドル高から一時23.60ドル近辺まで下落した。そして、週末には英国とEUの通商協議に関して決裂のリスクが一層高まったことによるドル高から一時23.60ドル近辺まで値を下げるも、引けにかけては週末を前にしたポジション調整の買戻しから反発し24.10ドル近辺にて越週した。

104.20円近辺でスタートした先週の為替相場は週初、前週末の円安に対する調整から一時104.00円を割り込むまで円高に推移するも、欧州での新型コロナウイルス感染拡大に伴い、ドイツで再び外出規制が検討されているとの報道や、英国のEU離脱による貿易協定決裂懸念を背景としたユーロ安・ドル高からドル円相場でも104.30円近辺まで円安に推移した。その後、再び104.00円近辺まで円が買い戻されると、週後半まで104.00円から104.20円のレンジ相場を形成し推移した。週後半には、米国で発表された経済指標が市場予想を上回ったことや、新型コロナウイルスのワクチン普及への楽観的見方が広がったことで一時104.60円近辺まで円安に推移した。週末には、ECBの会合で新型コロナウイルスに対する経済対策支援額の増額や期間延長の発表を背景としたユーロ高・ドル安からドル円相場でも円高に推移し103.90円台中盤まで推移したが、週末前のポジション調整から104.00円を回復し104.05円近辺にて越週した。

略語注釈
EU:欧州連合 ECB:欧州中央銀行
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