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マーケット市況情報
2020年12月08日 16時00分
週報(11/30~12/4)2020年12月08日 16時00分
960ドル近辺からスタートした先週のプラチナ相場は、週初より中国経済指標の改善を背景として上昇基調に推移すると、ドル安も支援材料となって1,000ドルの節目を突破した。一時は利益確定の売りから1,000ドルを下回った局面もあったが、その後もドル安や米追加経済対策の早期成立への期待感を背景に続伸し、週末に至るまで上昇基調を維持し、1,060ドル近辺まで上昇して越週した。
1,790ドル近辺からスタートした先週の金相場は週初、手仕舞い売りが優勢となって1,770ドル近辺まで下落した。しかし、米議会の超党派グループが総額9,080億ドルの新型コロナに対する追加経済対策案を提出し早期実現期待が高まると、ドル安の進行から割安感を背景に金相場は上昇、加えて米追加経済対策によるインフレを懸念したヘッジ目的の買いもあったと見られ1,840ドル近辺まで続伸した。週末にかけては、それまでの上昇を受けた利益確定の売りもあり、取引材料に乏しく1,830ドル近辺で越週した。
22.70ドル近辺でスタートした先週の銀相場は、週初こそドル高を背景に下落したものの、米追加経済対策の実現観測を受けたドル安から上昇基調に転じ、24.00ドル近辺まで上昇した。週央以降は、取引材料に乏しく24.00ドルを挟んだ狭いレンジでの推移となり、24.20ドル近辺で越週した。
104.00円近辺でスタートした先週の為替相場は、米国の新型コロナの追加経済対策の実現観測が高まったことを受け、投資家のリスク選好が改善しドル・円共に売られる展開となるも円売りがやや勝り104.70円近辺まで円安に推移した。その後週央にかけては円を買い戻す動きもあって104.50円近辺で方向感に乏しい展開となった。しかし、週末にかけて米製薬大手が新型コロナウイルスのワクチンの出荷目標を当初の半分へ引き下げたことから、104.00円の節目を割り込み103.80円近辺まで円高が進行した。その後は英国のEU離脱協議が一時停止されたことで主要通貨に対するドル売りの流れが一服し、再び円安に推移して104.10円台中盤で越週した。
1,790ドル近辺からスタートした先週の金相場は週初、手仕舞い売りが優勢となって1,770ドル近辺まで下落した。しかし、米議会の超党派グループが総額9,080億ドルの新型コロナに対する追加経済対策案を提出し早期実現期待が高まると、ドル安の進行から割安感を背景に金相場は上昇、加えて米追加経済対策によるインフレを懸念したヘッジ目的の買いもあったと見られ1,840ドル近辺まで続伸した。週末にかけては、それまでの上昇を受けた利益確定の売りもあり、取引材料に乏しく1,830ドル近辺で越週した。
22.70ドル近辺でスタートした先週の銀相場は、週初こそドル高を背景に下落したものの、米追加経済対策の実現観測を受けたドル安から上昇基調に転じ、24.00ドル近辺まで上昇した。週央以降は、取引材料に乏しく24.00ドルを挟んだ狭いレンジでの推移となり、24.20ドル近辺で越週した。
104.00円近辺でスタートした先週の為替相場は、米国の新型コロナの追加経済対策の実現観測が高まったことを受け、投資家のリスク選好が改善しドル・円共に売られる展開となるも円売りがやや勝り104.70円近辺まで円安に推移した。その後週央にかけては円を買い戻す動きもあって104.50円近辺で方向感に乏しい展開となった。しかし、週末にかけて米製薬大手が新型コロナウイルスのワクチンの出荷目標を当初の半分へ引き下げたことから、104.00円の節目を割り込み103.80円近辺まで円高が進行した。その後は英国のEU離脱協議が一時停止されたことで主要通貨に対するドル売りの流れが一服し、再び円安に推移して104.10円台中盤で越週した。