マーケット市況情報

2020年11月10日 15時00分

週報(11/2~11/6)2020年11月10日 15時00分

840ドル近辺でスタートした先週のプラチナ相場は、中国・欧州・米国での景気指数が軒並み市場予想を上回ったことで景気回復への期待感が高まり860ドル近辺まで上昇した。週半ばには、接戦の米大統領選を背景に方向感が定まらず、860ドル近辺から880ドル近辺で売り買い交錯する展開となった。週後半にかけて、バイデン氏優勢との見方が強まると財政支出拡大に対する期待感が高まり、米株価の急騰に追随するかたちで910ドル近辺まで上昇した。週末には、欧米での新型コロナウイス感染再拡大を背景とした経済の先行き懸念が燻る中で上値は抑えられると、利食い売りも相俟って900ドル近辺で越週した。

1,880ドル近辺でスタートした先週の金相場は週初、米大統領選を前に積極的な売買は控えられる中で徐々に下値を切り上げる展開となった。その後は米大統領選の結果待ちの中、1,900ドル近辺で売り買い交錯すると、週後半にかけて民主党バイデン氏が優勢との見方が強まったことで財政支出拡大への期待感の高まりから1,920ドル近辺まで上昇した。加えて、英中央銀行が金融緩和政策の拡大を発表し、米FOMCでも緩和政策の維持を示唆したことで資金流入継続との見方が強まり1,960ドル近辺まで急騰した。週末に発表された米10月雇用統計では、雇用者数の伸びが示され、失業率も鈍化していたことでやや値を下げると1,950ドル近辺で越週した。

23.60ドル近辺でスタートした先週の銀相場は週初、良好な中国経済指標を受けて景気回復期待が高まると24.00ドル近辺まで上昇した。週央にかけて、米大統領選を前に売買が控えられる中で24.00ドル近辺から24.50ドルで揉み合う展開が続いた。週後半には、バイデン氏優勢との見方が強まったことに加え、英中銀やFRBが金融緩和の拡大・維持を発表したことで急騰する金相場に連れ高となり25.80ドル近辺まで上昇した。週末には良好な米経済指標を受け上値を削ると25.60ドル近辺で越週した。

104.50円近辺でスタートした先週の為替相場は週初、好調な米経済指標により製造業の回復が示唆されたことで104.80円近辺までドル高が進んだ。その後は、米大統領選挙の投開票を前に売買が手控えられるなかで104.50円近辺まで徐々に上値を削った。米大統領選挙では、序盤こそバイデン氏優勢との見方が強く、市場に安心感が広がったことで105.20円近辺までドル高が進んだものの、トランプ大統領が猛追する中で郵便投票などについて法廷闘争も辞さないと表明したことで警戒感が強まり104.30円近辺まで急落する展開となった。週後半にかけて、米大統領選の結果が近く判明し、米政治の不透明感が払拭されるだろうとの見方が広がりリスク選好姿勢が強まったことでドル全面安となり104円を割り込んだ。その後の米FOMC声明では、引き続き金融緩和姿勢の維持が示唆され103.50円近辺まで急速に下げ幅を拡大すると、週末にかけてもドル売りの流れは継続し103.30円近辺で越週した。

略語注釈
FRB:米連邦準備理事会 FOMC:米連邦公開市場委員会
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