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マーケット市況情報
2020年10月27日 16時00分
週報(10/19~10/23)2020年10月27日 16時00分
860ドル台中盤からスタートした先週のプラチナ相場は、週初、米国の追加経済対策の実施に関して楽観的な見方が広がったことで買い進まれ、870ドル台中盤まで上昇するも、米国内での新型コロナウイルス感染者数の増加を背景とした米株式市場の下落を受けて850ドル台中盤まで下落した。週央以降は、米民主党幹部の追加経済対策の合意に向けた楽観的な発言や、欧州の経済指標が約2年ぶりの高水準であったことから需要拡大が意識されて上昇基調に推移し、900ドル近辺で越週した。
1,900ドル近辺からスタートした先週の金相場は、週初、前週末に米追加経済対策の合意を楽観視する発言を民主党幹部が行ったことにより進行したドル安を受けて1,910ドル台中盤まで上昇するも、新型コロナワクチンの年内実用化への期待が高まって1,900ドルを割り込む水準まで下落した。しかし、週央にかけては米追加経済対策合意への期待が再び高まったことで主要通貨に対するドル安が進行、金相場に資金が流入して1,930ドル近辺まで上昇した。その後週末にかけては、それまでに膨らんだ大統領選挙前の追加経済対策合意への期待感がしぼんだことで、ドル高に転じると上値を抑えられて1,900ドル近辺の週初と同水準まで下落して越週した。
24.20ドル近辺からスタートした先週の銀相場は、週初より金相場になびいた相場展開となり、24.80ドル近辺まで上昇した後は24.30ドル近辺まで下落した。週央にかけて、米追加経済対策への期待感から上昇した米株式市場を背景に25.00ドルの節目を超えて25.20ドル近辺まで上昇した。その後週末にかけては、米経済対策への期待感が薄れていく中で下落基調に推移、24.60ドル近辺で越週した。
105.40円近辺からスタートした先週の為替相場は、週初ドル円ともに買われる展開となったものの、ドル買いがやや上回って円安に推移し、105.70円近辺を示現した。しかし、週央にかけては米民主党議会幹部が追加経済対策の合意に関して楽観的な発言を継続していたことを受け、合意への期待感を背景とした主要通貨に対するドル安の流れが円相場にも波及、104.40円近辺まで急速に円高が進行した。その後、週末にかけては、米追加経済対策の大統領選挙前に合意することへの期待が後退する中で、売られすぎたドルが買い戻された後は104.60円近辺から104.90円近辺でのレンジ推移となって104.70円近辺で越週した。
1,900ドル近辺からスタートした先週の金相場は、週初、前週末に米追加経済対策の合意を楽観視する発言を民主党幹部が行ったことにより進行したドル安を受けて1,910ドル台中盤まで上昇するも、新型コロナワクチンの年内実用化への期待が高まって1,900ドルを割り込む水準まで下落した。しかし、週央にかけては米追加経済対策合意への期待が再び高まったことで主要通貨に対するドル安が進行、金相場に資金が流入して1,930ドル近辺まで上昇した。その後週末にかけては、それまでに膨らんだ大統領選挙前の追加経済対策合意への期待感がしぼんだことで、ドル高に転じると上値を抑えられて1,900ドル近辺の週初と同水準まで下落して越週した。
24.20ドル近辺からスタートした先週の銀相場は、週初より金相場になびいた相場展開となり、24.80ドル近辺まで上昇した後は24.30ドル近辺まで下落した。週央にかけて、米追加経済対策への期待感から上昇した米株式市場を背景に25.00ドルの節目を超えて25.20ドル近辺まで上昇した。その後週末にかけては、米経済対策への期待感が薄れていく中で下落基調に推移、24.60ドル近辺で越週した。
105.40円近辺からスタートした先週の為替相場は、週初ドル円ともに買われる展開となったものの、ドル買いがやや上回って円安に推移し、105.70円近辺を示現した。しかし、週央にかけては米民主党議会幹部が追加経済対策の合意に関して楽観的な発言を継続していたことを受け、合意への期待感を背景とした主要通貨に対するドル安の流れが円相場にも波及、104.40円近辺まで急速に円高が進行した。その後、週末にかけては、米追加経済対策の大統領選挙前に合意することへの期待が後退する中で、売られすぎたドルが買い戻された後は104.60円近辺から104.90円近辺でのレンジ推移となって104.70円近辺で越週した。