マーケット市況情報

2020年10月13日 17時00分

週報(10/5~10/9)2020年10月13日 17時00分

880ドル近辺でスタートした先週のプラチナ相場は、週初、金相場の上昇につられて900ドルを回復するも、下支えできる独自材料に乏しいことからも、直ぐに利益確定の売りに上値を抑えられたことで反落し週初スタート時点の880ドルを割り込んだ。その後、トランプ大統領がSNSで「大統領選挙後まで民主党との追加経済対策協議を停止する」との発言を背景とした米株価の大幅な下落を背景に850ドル台中盤まで急落する展開となった。週末にかけては、安値拾いの買いから870ドル近辺まで反発すると、国慶節が明けた9日の中国でアジア時間に人民元が対ドルで大幅に上昇したことで880ドルを回復した。そして、欧米時間もその流れは継続し890ドル台中盤にて越週した。

1,900ドル近辺でスタートした先週の金相場は、前週末に発表されたトランプ米大統領の新型コロナウイルス陽性報道を背景とした上昇に対する利食い売りや、欧州で発表された経済指標が好調だったことで徐々に上値を切り下げる軟調推移となるも、押し目買いから1,920ドル近辺まで反発した。しかし、6日にパウエルFRB議長が講演で、追加の景気対策が必要とコメントした一方で、トランプ米大統領が選挙後まで民主党との協議を停止するとのコメントを出したことで米株価が急落するとともに、金相場も一時1,870ドル近辺まで急落する展開となった。その後、同氏は輸送業界や中小事業者向けの財政支援策は成立させるとの意向を示したことで、1,900ドル近辺を回復した。週末には国慶節明けのアジア時間に人民元が急騰したために元高ドル安となり1,910ドルを回復すると、欧米時間でもその流れは継続し1,920ドル台中盤にて越週した。

23.70ドル近辺でスタートした先週の銀相場は、週初、金相場の上昇につられ24.50ドル近辺まで上昇するも、6日にはトランプ米大統領の発言内容を背景とした金相場の急落に嫌気する展開となり一時23.00ドルを割り込むまで急落した。その後、急激な下落に対する押し目買いから24.00ドルを回復すると、週末には国慶節が明けた中国勢による実需を中心とした買いが優勢となったために25.10ドル近辺まで続伸し越週した。

105.20円近辺でスタートした先週の為替相場は、週初、追加経済対策の与野党合意に可決の見通しが高まったことを背景とした米株価の上昇を材料に105.60円近辺まで円安に推移した。その後、トランプ米大統領が6日に表明した追加経済対策協議打ち切りに対して、翌日一部業界の経済対策協議は継続する旨の発表をしたことから106.10円近辺まで円安に推移した。その後、週後半にかけては目立った材料に乏しいことからも同値近辺を推移した。そして、週末には連休明けの中国市場において人民元が対ドルで大幅に上昇したことに連れて円高ドル安が進み105.80円近辺まで推移した。その後の欧州時間でも円高の流れは継続し105.60円近辺にて越週した。

略語注釈
FRB:米連邦準備理事会 国慶節:中華人民共和国の建国記念日
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