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マーケット市況情報
2020年08月25日 16時00分
週報(8/17~8/21)2020年08月25日 16時00分
950ドル近辺からスタートした先週のプラチナ相場は、週初こそドル安を背景に970ドル近辺まで上昇したが、その後は他の貴金属が高値警戒感から利益確定で売られる流れが波及、FOMCが米経済回復の長期化見通しを示したことで進行したドル高もあり、900ドル近辺まで続落した。引けにかけて米経済指標の改善が米経済の回復への期待感を高めて買われ、920ドル近辺まで上昇して越週した。
1,950ドル近辺からスタートした先週の金相場は、前週より継続した主要通貨に対するドル安の流れを受けて週初より上昇、2,000ドルを再び突破して2,010ドル近辺まで上昇した。週央にかけては、高値警戒感から利益確定の売りにより下落すると、発表されたFOMCの議事要旨を受け、先行きへの不透明感が継続するとの見方が強まり、主要通貨に対してドル高が進行したこともあって下げ足を早めると1,930ドル近辺まで大きく下落した。その後は週末にかけて、安値拾いの買いと利益確定の売りで方向感に欠けた展開となって同値近辺で越週した。
26.60ドル近辺からスタートした先週の銀相場は、週初より上昇する金相場に追随して28.50ドル近辺まで上昇した。しかし、週央以降は上昇に対する警戒感や、FOMCの議事要旨に米経済の回復が長期化するとの見通しが示されたことを受けたドル高の流れから、利益確定の動きが進み、26.70ドル近辺まで下落して越週した。
106.60円近辺でスタートした先週の為替相場は、主要通貨に対するドル安の流れが継続したことで、下落基調に推移し、105.20円近辺まで円高が進行した。しかし、週央にFOMCの議事要旨の内容が公開されると、米国経済の回復には市場予想を上回る長期間を要することが述べられたことで先行きへの不透明感が高まり、主要通貨に対してドル高となる流れが円相場にも波及、106.10円近辺まで円安が進行した。その後、週末にかけてFRBの積極的な景気刺激策を好感した株高を背景に再びドル安基調に推移して、105.80円近辺で越週した。
略語注釈
FOMC:米連邦公開市場委員会 FRB:米連邦準備制度理事会
1,950ドル近辺からスタートした先週の金相場は、前週より継続した主要通貨に対するドル安の流れを受けて週初より上昇、2,000ドルを再び突破して2,010ドル近辺まで上昇した。週央にかけては、高値警戒感から利益確定の売りにより下落すると、発表されたFOMCの議事要旨を受け、先行きへの不透明感が継続するとの見方が強まり、主要通貨に対してドル高が進行したこともあって下げ足を早めると1,930ドル近辺まで大きく下落した。その後は週末にかけて、安値拾いの買いと利益確定の売りで方向感に欠けた展開となって同値近辺で越週した。
26.60ドル近辺からスタートした先週の銀相場は、週初より上昇する金相場に追随して28.50ドル近辺まで上昇した。しかし、週央以降は上昇に対する警戒感や、FOMCの議事要旨に米経済の回復が長期化するとの見通しが示されたことを受けたドル高の流れから、利益確定の動きが進み、26.70ドル近辺まで下落して越週した。
106.60円近辺でスタートした先週の為替相場は、主要通貨に対するドル安の流れが継続したことで、下落基調に推移し、105.20円近辺まで円高が進行した。しかし、週央にFOMCの議事要旨の内容が公開されると、米国経済の回復には市場予想を上回る長期間を要することが述べられたことで先行きへの不透明感が高まり、主要通貨に対してドル高となる流れが円相場にも波及、106.10円近辺まで円安が進行した。その後、週末にかけてFRBの積極的な景気刺激策を好感した株高を背景に再びドル安基調に推移して、105.80円近辺で越週した。
略語注釈
FOMC:米連邦公開市場委員会 FRB:米連邦準備制度理事会