マーケット市況情報

2020年07月28日 18時00分

週報(7/20~7/22)2020年07月28日 18時00分

840ドル近辺でスタートした先週のプラチナ相場は、週初、EUの復興基金案が合意に達するとの見方の高まりを背景としたユーロ高ドル安を材料に堅調に推移すると、米国でも追加財政政策協議の開始報道も追い風となり850ドル近辺まで上昇した。その後、注目されていたEUでの復興基金が合意に達したことを材料とした大幅なドル安を背景に890ドル近辺まで続伸した。そして、週後半にかけても金相場の急騰につられる展開となり節目となる900ドルを越えた後は、一時920ドル台中盤まで急騰した。週末にかけては週を通しての上昇に対する利食い売りから一時900ドルを割り込むまで反落するも、米中対立の激化懸念を背景としたドル安から反発し926ドルにて越週した。

1,810ドル近辺でスタートした先週の金相場は、EUの復興基金に係る協議においておよそ7,500億ユーロの基金案が合意に達するとの見方の高まりや米国での新型コロナウイルス新規感染者数が過去最多を記録し続け歯止めが効かないことへの先行き不安から堅調に推移した。そして、EUでの復興基金が最終合意したことが好感されたためにユーロが対ドルで強含み1,860ドル近辺まで急騰した。その後、世界的に長期的な低金利状況が続くとの見方からも投機的な資金が流入し堅調に推移すると、米国がヒューストンにある中国総領事館に対して閉鎖を命じたことが追い風となり1,890ドル近辺まで続伸した。そして週末には中国政府が報復措置として四川省の米総領事館の閉鎖を発表したことで1,900ドル近辺まで上昇し越週した。

19.30ドル近辺でスタートした先週の銀相場は、EUでの復興基金案の合意観測の高まりを背景としたドル安や、新型コロナウイルスの感染拡大懸念を材料とした金相場の上昇に追随し堅調に推移した。その後、復興基金案が合意したことを受けてユーロ高ドル安が大幅に進行し21.00ドルを超えると、金相場の上昇にも追随したために22.70ドル近辺まで急騰した。週央にかけては一時利食い売りから反落するも、米国政府がヒューストンにある中国総領事館の閉鎖を指示したとの報道を背景とした金相場の上昇に追随し22.80ドル台中盤まで上昇した。その後も、利食い売りが散見されるも、中国政府側の報復措置等が下支え材料となり22.60ドル台中盤にて越週した。

107.20円近辺でスタートした先週の為替相場は、週初、動意に乏しい展開から同値近辺を推移したあとは、EUでの復興基金が合意に達したことを受け、対ユーロでドル安が進むとドル円相場にも波及し円高基調となった。その後、米長期債利回りが低下したことで一時106.70円近辺まで円高が進むも、これまでの急激な円高に対する調整から107.20円近辺まで円安が進行した。しかし、米国での新規失業保険申請件数がおよそ4ヶ月ぶりに上昇に転じたことで再び106.70円近辺まで円高に推移すると、週末には米中間の対立激化懸念の高まりを背景に106.10円近辺まで円高に推移し越週した。

略語注釈
EU:欧州連合
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