マーケット市況情報

2020年07月21日 16時00分

週報(7/13~7/17)2020年07月21日 16時00分

830ドル近辺でスタートした先週のプラチナ相場は週初、新型コロナウイルスの治療薬開発に対する期待感から欧米株価が上昇したことを好感し850ドル近辺まで上昇した。この価格水準では利食い売りが旺盛となり、金相場の下落も相俟って値を下げると810ドル台中盤まで下げ幅を拡大した。その後は、米主要企業の4-6月期決算を前に業績期待から上昇する米株価を眺めながら830ドル台中盤まで回復した。週末にかけて、新型コロナウイルスの感染拡大や同ウイルスの治療薬実用化への期待、市場予想を上回る好調な米経済指標や米中対立の悪化懸念など強弱入り混じる材料を背景に、売り買いが交錯し820ドル台中盤から830ドル台中盤のレンジ推移となった。週末には、EU首脳会議で新型コロナウイルスの流行で打撃を受けた加盟国に支援を行うための復興基金合意への期待から、ドルが対ユーロで弱含むと840ドル近辺まで値を伸ばして越週した。

1,800ドル近辺でスタートした先週の金相場は、米国内での新型コロナウイルス感染拡大による一部地域での経済活動再開の遅れを嫌気したことや、香港を巡る米中対立激化懸念から資金流入すると1,810ドル近辺まで上昇した。その後は、新型コロナウイルスの治療薬開発への期待感から売り先行となり1,790ドル近辺まで下落した。しかし、新型コロナウイルスの感染拡大と米中関係の悪化懸念は払拭されず、下値は限定的となり再び上昇に転じると、1,810ドル台中盤まで上昇した。週末にかけては、中国4-6月期四半期国内総生産や米経済指標が市場予想を上回る良好な結果だったことから、世界経済復調への期待感が高まる中で再び1,800ドルを割り込むと1,790ドル台中盤まで下落した。週末には、EU首脳会議で新型コロナウイルス危機対応への復興基金合意への期待から対ユーロでドルが売られると割安感から買われ1,810ドル近辺で越週した。

18.70ドル近辺でスタートした先週の銀相場は、米国内での新型コロナウイルス感染再拡大や香港を巡る米中関係悪化懸念が台頭していることで、上昇する金相場に連れ高となり19.40ドル近辺まで上昇した。その後は、新型コロナウイルスの治療薬開発、実用化への期待感から下落する金相場に連れ安となるも、経済活動再開は産業用メタルである銀にとって追い風となることから下値は限定的となった。週央にかけては、米6月消費者物価指数が市場予想を上回ったことで経済復調に対する期待感の高まりから上昇に転じると、再び19.40ドルを試す展開となった。しかし、同水準では利食い売りが強まり徐々に上値を削ると、金相場の下落も相俟って19ドル近辺まで下落した。週末にはEUにおける新型コロナウイルス復興基金合意への期待感から対ユーロでドルが下落すると19.30ドル台前半まで上昇して越週した。

106.90円近辺でスタートした先週の為替相場は、新型コロナウイルスの治療薬開発に対する期待感から欧米株価が上昇したことに加え、米6月消費者物価指数が市場予想を上回る好結果だったことでドル買いが旺盛となり107.40円近辺までドル高が進んだ。その後もワクチン開発への期待が高まり主要通貨に対してドル売りが強まると、これがドル円相場にも波及し107円を割り込み106.70円近辺まで円高が進行した。週末にかけては、米国が中国共産党員の入国禁止を検討しているとの報道を受けたことや、米6月小売売上高など良好な米経済指標を受け再び107.40円近辺までドル高が進行した。しかし、同水準を抜けられないことに対する失望感から一転ドル売りが強まると、米国内での新型コロナウイルス感染再拡大に歯止めが掛からないことも相俟って107円近辺まで円高が進行して越週した。

略語注釈
EU:欧州連合
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