マーケット市況情報

2020年07月07日 13時00分

週報(6/29~7/3)2020年07月07日 13時00分

800ドル台中盤でスタートした先週のプラチナ相場は、新型コロナウイルスの感染再拡大や米中対立に対する懸念はあるものの、良好な米経済指標を背景に底堅く推移する米株式市場にサポートされ、830ドル台中盤まで値を伸ばした。同値近辺では利食い売りが旺盛となり820ドル近辺まで下落したあとも、新型コロナウイルス感染拡大に対する警戒感から上値の重い展開が続いた。その後発表された米6月雇用統計は良好な結果だったものの、新規失業保険申請件数は引き続き高水準を維持しており、景気回復に対する懐疑的な見方が強まったことで810ドル台中盤まで続落した。週末には米国の祝日休場を受け、市場参加者が限定的な中で動意の乏しい展開が続き800ドル台中盤で越週した。

1,770ドル台中盤でスタートした先週の金相場は、週初、発表された米経済指標が市場予想を上回る好結果となったとなったものの、米国において新型コロナウイルスの感染拡大ペースが加速する中で、経済活動再開が後退するとの見方が強く1,790ドル近辺まで上昇した。その後は、新型コロナウイルスのワクチン開発に対する期待感や米6月ISM製造業景況指数が力強い内容だったことで下落に転じると、利食い売りも巻き込み1,760ドル台中盤まで急落した。週末の米祝日前に発表された、米6月雇用統計は予想以上の改善を示したものの、新規失業保険申請件数が高水準を維持していることや、香港への中国政府介入を背景とした米中関係の悪化から買い戻され1,770ドル台中盤で越週した。

17.90ドル近辺でスタートした先週の銀相場は、独自材料に乏しく総じて金相場に追随する展開となった。週初、発表された米経済指標が市場予想を上回り、ドルが強含む中で上値の重い展開が続いたものの、米国内での新型コロナウイルス新規感染者数増加を背景に選好される金相場に連れ高となり18.40ドル近辺まで上昇した。同水準では利食い売りが旺盛となり下落に転じると、金相場の下落も相俟って18ドル近辺まで急落した。週末にかけても、米国内での感染者数増加に歯止めが掛からず、経済活動が鈍る可能性が高まったことで産業用メタルとしての側面が意識された一方、金相場が上昇したことで売り買いが交錯し18.10ドル近辺で越週した。

107.10円近辺でスタートした先週の為替相場は、週初、発表された米経済指標が予想外の上振れとなったことで景気回復に対する期待感の高まりから米株式市場が上昇すると107.80円近辺までドル高が進んだ。その後は、米株式市場が堅調地合いを維持したことで108.20円近辺までドルが続伸するも、本邦株式市場が下落に転じたことで円買いが強まり107.50円近辺まで円高が進行した。その後発表された、米6月雇用統計では市場予想を上回る好結果だったものの、米新規失業保険申請件数も高水準を維持していることに加え、米国内の新型コロナウイルス新規感染者数が過去最多を記録したことで膠着状態が続き107.50円近辺で越週した。

略語注釈
ISM:米国供給管理協会
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