マーケット市況情報

2020年06月09日 13時00分

週報(6/1~6/5)2020年06月09日 13時00分

830ドル台中盤でスタートした先週のプラチナ相場は、前週末までの上昇を引き継ぎ堅調に推移するも、直近、最高値となる860ドルの壁を越えられないことへの失望売りから週初スタート時点の830ドル近辺まで反落した。週央にかけては投機的な売りが散見されるなか世界的な株高がサポート材料となり同値近辺を挟んで推移した。その後、南アフリカ大手鉱山会社の精錬区画施設での水漏れ事故が報告されるも新型コロナウイルスの感染拡大を背景とした世界的な実需の減速傾向から目立った影響はなかった。そして週末に発表された米雇用統計では、市場予想を上回る良好な結果となったことを材料とした金相場の下落に追随し一時800ドル近辺まで下値を試した。しかし、急激な下落に対する買戻しにより820ドル近辺まで値を戻し越週した。

1,740ドル近辺でスタートした先週の金相場は、前週末までの上昇基調に対する利益確定の売りから反落するも、香港を巡る米中対立で中国側が米国からの一部農産物の輸入を停止するとの発表や、米国で発表された経済指標が市場予想を下回ったことが下支え材料となり、1,740ドルを挟んで推移した。しかし、少しずつ再開の兆しを見せる経済活動に対する期待感の高まりを背景とした世界的な株高を受けて1,720ドル近辺まで下落すると、週末に発表される米雇用統計の前哨戦ともなるADP雇用統計が市場予想以上の悪い結果とならなかったことが好感され、およそ1ヶ月ぶりとなる1,690ドルを割り込むまで続落した。その後も、注目されていた同指標が発表されると、市場の予想を上回る良好な結果が発表されたことで、週央からおよそ50ドル近く値を下げ1,680ドル近辺にて越週した。

18.00ドル近辺でスタートした先週の銀相場は、香港を巡る米中対立が激化する中、米国等各主要国の経済活動が再開の兆しを見せていることに好感し一時18.40ドル近辺まで上昇した。しかし、世界的な株高を背景とした金相場の下落に追随し18.00ドルを割り込むと、利益確定の売りも加わり週央には17.60ドル近辺まで下落する展開となった。その後、安値拾いの買いが下支えする展開となり、同値近辺を推移するも、週末に発表された米雇用統計の結果を背景とした金相場の下落につられ17.40ドル近辺にて越週した。

107.70円近辺でスタートした先週の為替相場は、日経平均が22,000円を回復すると、世界的にも株高となったことが好感され108.70円台中盤まで円安に推移した。一時円が買い戻されるも週末に発表される米雇用統計の前哨戦となるADP雇用統計が市場予想を上回るほどには悪くなかったことが好感され109.00円近辺まで推移した。週後半にかけてはECB政策理事会において発表されたパンデミック緊急購入プログラムが、市場予想を上回る額だったことでユーロが対円で強まったことに加え、米10年債利回りがおよそ2ヶ月ぶりとなる0.80%台となった為に109.20円近辺まで円安に推移した。そして、週末に発表された米雇用統計が市場予想を覆すほどに良好な結果だったことが好感され109.60円近辺にて越週した。

略語注釈
ECB:欧州中央銀行
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