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2020年05月12日 13時01分

週報(5/7~5/8)2020年05月12日 13時01分

750ドル台中盤からスタートした先週のプラチナ相場は、世界的な新型コロナウイルス感染対策の出口戦略を模索する動きの中で上昇基調に推移し、770ドル台中盤まで上昇した。しかし、トランプ米大統領が本年1月に合意した米中貿易合意内容を中国が履行することについて懐疑的な見方を示して米株式市場が下落すると、追随する形で750ドル近辺まで下落した。週末にかけては、週初と同様の理由で出口戦略と感染拡大の抑え込みへの期待や、米中貿易協議を担当する高官の間での電話会談も手伝って770ドル台中盤まで上昇し、その後760ドル台中盤で越週した。

1,700ドル近辺でスタートした先週の金相場は、週初は目新しい材料に乏しく1,690ドル~1,710ドル近辺でのレンジ推移となった。一方、世界各国は5月中旬~後半に向けた経済活動再開に動きつつあり、極端な不安感が薄れてくると金相場は1,680ドル台中盤まで下落した。週末にかけては、米国の民間雇用指標や失業保険件数などが大幅悪化し1,720ドル近辺まで上昇するも、週末の米雇用統計は悪い数字であったが予想は上回り、1,700ドル近辺へと緩み越週した。

14.70ドル台中盤からスタートした先週の銀相場は、金相場に対する出遅れ感などから比較的強含む展開となった。特に週央以降は、経済活動の再開への期待感が強まったことから上昇基調を強め、15.40ドル台中盤で越週した。

107.00円近辺でスタートした先週の為替相場は、週初より前週末より新型コロナウイルスの感染原因を巡って再燃した米中対立の再燃を背景として安全資産とされる円に資金が流入すると、FRB高官の悲観的な第二四半期の米国経済の見通しに関する発言や、各国のさえない経済指標も手伝い、106.00円近辺まで円高が進行した。週末にかけて、米雇用統計の発表を前にした利益確定の売りから円高が進行する局面はあったものの、新型コロナの抑制策を緩和する動きや米中高官の間での電話会談を好感して上昇した米株式市場に連れて円安が進行し、106.60円台中盤で越週した。

略語注釈
FRB:連邦準備制度理事会
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