マーケット市況情報

2020年03月31日 15時00分

週報(3/23~3/27)2020年03月31日 15時00分

600ドル近辺でスタートした先週のプラチナ相場は、週初、南アフリカにおいて、ラマポーザ大統領が国民向けに新型コロナウイルスの感染拡大を防ぐために21日間の外出制限を行うと表明。供給不安を思惑に投機的な買いが入ったほか、本邦投資需要も値ごろ感から活発化し、週央には740ドル近辺まで上昇した。また、新型コロナウイルス対策に伴った輸送の混乱が地域的な需給の引き締まりなどを生んだことも上昇を後押しし、750ドル近辺で越週した。

1,490ドル近辺でスタートした先週の金相場は、FOMCで決定された無制限の量的緩和策を受けてドル高が一服したことから1,620ドル近辺まで上昇基調となった。加えて、先物市場が中心の米国と現物市場を鋳直しという形でつないでいた。スイスの複数の貴金属精錬所が、新型コロナウイルスの感染拡大を理由に操業を停止したことで、現物と先物市場のリンクが弱まり流動性が極端に低下し、売買スプレッドが拡大していった。その後も、米国の大型経済対策法案の可決見通しや新規失業保険申請件数が前回比約300万件の増加など様々な材料を受けて荒く値動きし、1,620ドル近辺で越週した。

12.30ドル近辺でスタートした先週の銀相場は、金相場になびいて上昇をすると14.50ドル近辺まで続伸した。金相場の流動性が低下していく中で、在庫が豊富に存在する銀へと流動性を求めた資金が流れ込むと、金相場と同様に売買スプレッドの拡大が見られた。その後は同値近辺を保って14.60ドル近辺で越週した。

110.80円台からスタートした先週の為替相場は、週初こそ有事の円買いが進んで109.60円台まで円高が進行した。しかし、緊急のFOMCが開催され無制限の量的緩和によって市場にドル資金を供給することが発表されると、経済面に対する安心感が広まり、111.50円近辺まで円安が進行した。その後は円高と円安が交互に進行するも、111.50円近辺で頭を押さえられる格好となった。しかし、米議会にて2兆ドルの経済対策法案の可決見通しからリスク選好が高まり、他通貨に対してドル安が進行したことがドル円相場にも波及して円高が進行した。週末にかけても、米国新規失業保険申請件数が前回比で約300万件増加したことなどを背景として円高がさらに進行、107.90円近辺で越週した。

略語注釈
FOMC:連邦公開市場委員会
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