マーケット市況情報

2020年02月04日 14時00分

週報(1/27~1/31)2020年02月04日 14時00分

1,000ドル近辺からスタートした先週のプラチナ相場は、前週に引き続き新型コロナウイルスの感染拡大による世界的な株安に追随し、一時980ドルを割り込むまで下落した。その後、米国で発表された経済指標が市場予想を上回ったことにより、990ドル台中盤まで回復する動きが見られたものの、1,000ドルの大台回復への壁が厚かったことに加え、新型コロナウイルスの感染拡大による不確実性への警戒感が示されて、一時960ドル近辺まで下落した。週末にかけても、コロナウイルスによる実態経済への影響懸念が高まっていることから955ドル近辺まで下落し越週した。

1,570ドル近辺からスタートした先週の金相場は、中東情勢がやや緊張緩和したことや、米国で発表された企業決算が好調だったことからリスク回避の動きが後退し1,560ドル台中盤まで下落した。しかし、29日FOMCでは予想通り政策金利が据え置きとなるも、その後の会見で新型コロナウイルスが及ぼす経済への影響懸念が示されたことで、1,580ドル近辺まで反発した。週末にかけても新型コロナウイルスによる不透明感や翌週の春節明けへの不安から米株価が大幅に下落。金相場は大幅に上昇し1,590ドル近辺にて越週した。

18.15ドル近辺でスタートした先週の銀相場は、週初こそ前週末までの上昇基調を引き継ぎ18.30ドル近辺まで上昇したものの、中国政府が新型コロナウイルスの急速な感染拡大を背景に春節を3日延長し、企業も9日まで休業するように発表した。これにより銅相場等非鉄相場が大幅に下落、銀相場も追随し17.45ドル近辺まで下落する展開となった。その後は、急激な下落に対する押し目買いも見られ下げ止まり18.00ドルを回復したが、週末にかけては再び新型コロナウイルスによる実体経済への影響が意識され上値が重くなると18.05ドル近辺にて越週した。

109.00円近辺でスタートした先週の為替相場は、中国で発生した新型コロナウイルスが急速に拡大し始めたことを受けて世界的に株価が下落した。これを受けて、円が買い進まれる展開となり一時108.80円近辺まで推移するも、米主要企業決算が好調だったことや、米国で発表された経済指標が市場予想を上回ったことを背景に一転ドルが買い戻され109.20円近辺まで円安に推移した。その後、FOMCの決定内容を見極めたいとの思惑が広がった。会合では市場の予想通り政策金利が維持されたものの、パウエルFRB議長が会見で、新型コロナウイルスの感染拡大に伴う経済への影響に懸念を表明したことが注目され、一時108.60円近辺まで円高に推移した。週末にかけてはWHOが「緊急事態宣言」を発表したことで材料出尽くし感が漂い一時109円を回復するも、米株価が600ドル以上下落したために108.30円台中盤まで買い戻され越週した。

略語注釈
FOMC:米連邦公開市場委員会
FRB  :米連邦準備理事会
WHO :世界保健機関
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