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マーケット市況情報
2020年01月21日 18時30分
週報(1/14~1/17)2020年01月21日 18時30分
980ドル近辺でスタートしたプラチナ相場は15日の第一段階の米中貿易協議合意の後、リスクの低減を好感した投機筋の買いから上昇基調を形成した。米株式市場が週後半に最高値更新を続けるなど、総じて投機家がリスクを取りやすい環境が続いたことで1,000ドルを抜けて大きく上昇し、16日には一時1,040ドル近辺まで上昇した。しかし、長く続いた価格低迷の後だけに利益確定の売りが活発化すると上値が抑えられ1,020ドル近辺で越週した。
1,560ドル近辺でスタートした金相場はイランが航空機撃墜を誤射と認め、米国との直接衝突への連想が薄らいだことから、軟調地合いとなり一時1,540ドルを割る水準まで下落した。しかし、この水準では安値拾いの買いが見られたことや、15日の米中貿易協議の第一段階の合意を前にトランプ大統領が対中関税維持の方針を示したことなどから、当面、不透明感は払拭されないという見方が強まり週末にかけて買い戻される展開となった。市場の注目は再び米経済へと移行し、米経済の底堅さを経済指標や企業決算で確認しながら米株式が過去最高値の更新を続けた。足元で好調な株式に乗じ、金相場には不透明な世界の先行きに対する保全的な買いが見られて、週央の下げ幅をほぼ打ち消す1,560ドル近辺で越週した。
18ドル近辺でスタートした銀相場は、週初から軟調な金相場になびいて17.80ドル近辺まで下落したものの、その後は買い戻される展開となり、週末にはほぼ週初の水準となる18.05ドル近辺で越週した。
109.60円近辺でスタートした円相場は、週前半は米中貿易協議の第一弾合意、週後半は米株式の好調という材料を受けて総じて円安基調が継続。週央にトランプ大統領の関税継続発言などにより、やや下押しされる場面もあったものの、その値動きの幅は極めて小さい範囲にとどまり110.20円近辺で越週した。
1,560ドル近辺でスタートした金相場はイランが航空機撃墜を誤射と認め、米国との直接衝突への連想が薄らいだことから、軟調地合いとなり一時1,540ドルを割る水準まで下落した。しかし、この水準では安値拾いの買いが見られたことや、15日の米中貿易協議の第一段階の合意を前にトランプ大統領が対中関税維持の方針を示したことなどから、当面、不透明感は払拭されないという見方が強まり週末にかけて買い戻される展開となった。市場の注目は再び米経済へと移行し、米経済の底堅さを経済指標や企業決算で確認しながら米株式が過去最高値の更新を続けた。足元で好調な株式に乗じ、金相場には不透明な世界の先行きに対する保全的な買いが見られて、週央の下げ幅をほぼ打ち消す1,560ドル近辺で越週した。
18ドル近辺でスタートした銀相場は、週初から軟調な金相場になびいて17.80ドル近辺まで下落したものの、その後は買い戻される展開となり、週末にはほぼ週初の水準となる18.05ドル近辺で越週した。
109.60円近辺でスタートした円相場は、週前半は米中貿易協議の第一弾合意、週後半は米株式の好調という材料を受けて総じて円安基調が継続。週央にトランプ大統領の関税継続発言などにより、やや下押しされる場面もあったものの、その値動きの幅は極めて小さい範囲にとどまり110.20円近辺で越週した。