マーケット市況情報

2020年01月14日 12時00分

2019年12月の貴金属市況2020年01月14日 12時00分

価格ベース
金 プラチナ 銀 US$:LBMA Price 円建:税抜参考小売価格

金(Gold)
■ドル建て金相場
月間最安値の1,457.50ドルでスタートした12月のドル建て金相場は月初、米経済指標が低調だったことやトランプ米大統領の米中通商合意先送り容認の発言を受けて1,480ドル近辺まで急騰。その後、6日発表の米11月雇用統計が市場予想を上回る力強い結果となり、1,460ドル近辺まで反落したあとは米FOMCを前に同値近辺で揉み合う展開。同会合でFRBは金利据置きを決定し、今後の金融政策について当面は様子見としたものの、利上げについて消極的な姿勢を示したことで1,480ドル近辺まで値を戻した。
その後、クリスマス休暇を前に市場流動性が低下する中、同値近辺で売り買いが交錯したあとは、ドルが弱含んだことで買いが旺盛となり、月末31日には月間最高値の1,523.00ドルで終了。

■円建て金相場
5,191円でスタートした12月の円建て金相場は月初、ドル建て金相場の下落と円高が相俟って9日と10日に月間最安値の5,139円まで値を下げた。その後、月末にかけてドル建て相場が底堅く推移したことで徐々に下値を切り上げ、月末27日には月間最高値の5,343円で終了。

プラチナ(Platinum)
■ドル建てプラチナ相場
895ドルでスタートした12月のドル建てプラチナ相場は月初、低調な米経済指標の結果を受け米国経済の減速懸念が広がったことで値を下げると、5日には月間最安値の889ドルまで下落。
その後は、主要生産国である南アフリカで計画停電実施との報から供給懸念が台頭し、900ドルを突破すると950ドル近辺まで続伸。月半ばにかけて、引き続き供給懸念が燻る中、930ドル近辺から940ドル近辺でレンジ相場を形成したあとは、南ア電力問題に対する懸念が一服したことで910ドル近辺まで下落。月末にかけて、米中「第1段階」合意書署名に向けた期待感を背景とした米株価最高値更新などがサポート材料となり底堅く推移すると、月末31日には月間最高値の971ドルまで値を伸ばして終了。

■円建てプラチナ相場
3,259円でスタートした12月の円建てプラチナ相場は、軟調なドル建てプラチナ相場と円高を受けて10日に月間最安値の3,198円まで下落。その後、ドル建て相場が上昇に転じたことで堅調地合いとなり、月末27日には月間最高値の3,407円で終了。

銀(Silver)
■ドル建て銀相場
16.88ドル近辺でスタートした12月のドル建て銀相場は、月を通して金相場に追随し底堅い相場展開となった。月初、米中通商協議の進展期待が後退したことで上昇する金相場に連れ高となり17ドルを突破するも、米雇用統計を背景にドル高が進んだことで9日には月間最安値の16.62ドルまで下落。
月後半にかけて、米中首脳が電話会談を行ったとの報から、通商合意の正式署名が間近に迫っているとの見方が強まり、米株価の上昇を好感して17.40ドル近辺まで上昇。その後は、クリスマス休暇を前に市場流動性が低下する中、ドル安を背景に底堅く推移する金相場につられ18ドルを突破すると、月末31日には月間最高値の18.05ドルで終了。

■円建て銀相場
62.40円でスタートした12月の円建て銀相場は月初、ドル建て銀相場の下落と円高を受けて軟調な展開となり9日と10日に月間最安値の60.40円をつけた。月末にかけてドル建て相場が上昇に転じ、為替相場も円安に動いたことで堅調地合いとなり、月末27日には月間最高値の65.80円で終了。

■為替
109.68円でスタートした12月のドル円為替相場は月初、トランプ米大統領が自国が輸入する鉄鋼とアルミニウムに追加関税を課すと表明したことや、中国との通商合意についても先送りする可能性を示唆。加えて、米経済指標も市場予想を下回ったことでドル売りが旺盛となり108.60円近辺まで急速にドル安が進んだ。その後も、米FOMCで政策金利据置きが決定され、今後の利上げについて消極的な態度が示されたことで上値重く推移し、12日には月間最安値の108.53円まで下落。
その後、米中通商協議の第1段階が原則合意に達し、15日に控えていた米国側の対中追加関税発動の延期も発表され急速に巻き戻しが進むと、英下院総選挙で与党・保守党が勝利し英国のEU離脱に対する先行き見通しに楽観的な見方が広がったこともサポート材料となり、月初の下げ幅を打ち消し109.60円近辺まで急騰すると、19日には月間最高値の109.72円まで上昇。月末にかけてクリスマス休暇で市場参加者が少ない中、109.40円近辺で方向感無く推移したあとは、月末30日にはやや値を戻し109.56円で終了。

略語注釈
FOMC:連邦公開市場委員会 FRB:連邦準備理事会 EU:欧州連合

以上
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