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マーケット市況情報
2020年01月07日 15時00分
週報(12/23~1/3)2020年01月07日 15時00分
年末年始のプラチナ相場は12月23日に910ドル台中盤からスタートすると、クリスマス休暇を前に堅調に推移する米国株式市場を好感して12月27日には960ドル近辺まで上昇した。その後は年末にかけて投機筋の利益確定の売りに押されて一度上値を削り、950ドル台まで下押しされるも米中貿易協議の進展と米国経済への楽観的な見方に後押しされ、年末にかけて980ドル近辺まで上昇した。年明け後も金相場の上昇に追随する形で990ドルを一時突破した。しかし1,000ドルの大台を前にすると投機筋の利益確定の動きも強く980ドル近辺で越週した。
年末年始の金相場は12月23日に1,480ドル近辺からスタートすると、クリスマス休暇を前にした薄商いの中、堅調な米国株式市場を背景に投機資金の一部流入が見られ、1,500ドルの節目を突破した。その後も、年末にかけてこの動きが続き1,520ドル近辺で年を越えた。年始、米国によるイラン軍事組織に対するイラク国内での攻撃が行われたことによる中東の地政学的リスクの再燃を背景とした買いが進行し1,550ドル近辺まで急騰して越週した。
年末年始の銀相場は12月23日に17.20ドル近辺からスタートすると、米国株式市場が堅調に推移する中、ドル安に推移したことで上げ幅を拡大し、18.00ドル近辺まで上昇した。その後は年末にかけて17.90ドル近辺で一進一退の展開であった。2020年に入ってからは、米中の貿易対立の解決が見込まれることや中国人民銀行の金融緩和姿勢によって工業製品への銀需要の拡大が見込まれた為に18.00ドルの節目を超えて一時18.20ドル近辺まで上昇した。その後週末にかけて米国の経済指標が悪化したことで、需要の拡大が予想を下回るのではないかとの見方が強まって18.00ドル近辺で越週した。
年末年始の為替相場は12月23日に109.40円台中盤でスタートすると、クリスマス休暇を前にして動意に乏しい展開で推移した。週末にかけては、米中貿易協議に関して署名式を2020年の1月初旬から中旬に行うことを米中双方が発表したことから、貿易対立の解消に安心感が広がり、ドル買いが進行、109.60円近辺まで上昇を見せて同値近辺で越週した。しかし、翌週には中東においてイラン軍事組織のトップに対する米国の空爆作戦が実行されたことで、沈静化していた中東の地政学リスクが再燃し、リスク回避の動きを誘発して週を通じて円が買われ、108.10円近辺まで続落して越週した。
年末年始の金相場は12月23日に1,480ドル近辺からスタートすると、クリスマス休暇を前にした薄商いの中、堅調な米国株式市場を背景に投機資金の一部流入が見られ、1,500ドルの節目を突破した。その後も、年末にかけてこの動きが続き1,520ドル近辺で年を越えた。年始、米国によるイラン軍事組織に対するイラク国内での攻撃が行われたことによる中東の地政学的リスクの再燃を背景とした買いが進行し1,550ドル近辺まで急騰して越週した。
年末年始の銀相場は12月23日に17.20ドル近辺からスタートすると、米国株式市場が堅調に推移する中、ドル安に推移したことで上げ幅を拡大し、18.00ドル近辺まで上昇した。その後は年末にかけて17.90ドル近辺で一進一退の展開であった。2020年に入ってからは、米中の貿易対立の解決が見込まれることや中国人民銀行の金融緩和姿勢によって工業製品への銀需要の拡大が見込まれた為に18.00ドルの節目を超えて一時18.20ドル近辺まで上昇した。その後週末にかけて米国の経済指標が悪化したことで、需要の拡大が予想を下回るのではないかとの見方が強まって18.00ドル近辺で越週した。
年末年始の為替相場は12月23日に109.40円台中盤でスタートすると、クリスマス休暇を前にして動意に乏しい展開で推移した。週末にかけては、米中貿易協議に関して署名式を2020年の1月初旬から中旬に行うことを米中双方が発表したことから、貿易対立の解消に安心感が広がり、ドル買いが進行、109.60円近辺まで上昇を見せて同値近辺で越週した。しかし、翌週には中東においてイラン軍事組織のトップに対する米国の空爆作戦が実行されたことで、沈静化していた中東の地政学リスクが再燃し、リスク回避の動きを誘発して週を通じて円が買われ、108.10円近辺まで続落して越週した。