マーケット市況情報

2019年12月03日 14時00分

週報(11/25〜11/29)2019年12月03日 14時00分

890ドル近辺からスタートした先週のプラチナ相場は、米中通商協議の「第一段階」の合意への期待感を背景に米株価が3指数とも最高値を更新したことで堅調に推移し900ドルを回復すると、週央にかけても米経済指標が市場予想を下回ったことや香港情勢を巡る米国政府の対応による米中関係の緊張を背景とした金相場の上昇につられ910ドル近辺まで上昇した。その後、急騰に対する利食い売りから上値を削り900ドルを割り込むと手じまい売りも加速し880ドル台後半まで続落した。その後は米国が感謝祭による祝日だったこともあり薄商いとなって890ドル近辺を推移するも、祝日明けは金相場の上昇につられ900ドル近辺にて越週した。

1,460ドル近辺からスタートした先週の金相場は、緊張状態が続いていた米中通商協議において「第一段階」の合意が近いとの報道や、香港でのデモ活動に一旦の収束が近づいているとの見方の広がりから1,450ドル近辺まで値を下げた。しかし、米トランプ大統領から米中通商協議の一部合意が近づいているとの表明がなされたものの、香港での民主化運動を支持する旨の発言を背景に再び1,460ドル近辺まで反発する展開となった。その後、感謝祭前の祝日を前に薄商いとなる中、米国の経済指標が軒並み好調だったことによるドル高から一時1,450ドル近辺まで下落した。週末にかけては感謝祭の祝日中にトランプ大統領が反政府デモを支持する「香港人権・民主主義法案」に署名すると、祝日明けは今後の米中通商協議の進展への悪影響を警戒して1,460ドル台中盤まで上昇し越週した。

16.90ドル近辺でスタートした先週の銀相場は、米中通商協議の進展期待感を背景とした金相場の下落につられ16.80ドル近辺まで下落するも、香港のデモを巡る米国側の姿勢を背景とした米中関係の亀裂を警戒し17.10ドル近辺まで反発した。その後、独自材料が弱い中での急伸に対する利食い売りから反落すると、感謝祭を前にしたポジション調整の売りも加わって週初スタート時点の水準まで値を戻した。しかし、祝日明けは米中通商協議の進展期待の後退を背景とした金相場の上昇につられ17.05ドル近辺にて越週した。

108.70円近辺でスタートした先週の為替相場は、難航していた米中通商協議に対して中国政府が米中通商協議の核心的な問題である知的財産権の保護に前向きな姿勢を示し「第一段階」の合意が迫っているとの報道を背景に109.00円近辺まで円安に推移した。その後、香港のデモ活動に対する米国側の姿勢から米中関係の緊張感の高まりが意識されて円が買い戻されるも、連日上昇し続ける米株式市場を材料としたドル高や好調な米経済指標を背景に109.50円台中盤まで円安に推移した。週末にかけては米国市場が感謝祭による祝日休場から薄商いとなり同値近辺を推移、祝日明けには香港情勢をめぐる米中の動向が通商協議に対する不透明感を再燃させるとの懸念が高まるも、今後の展開を注視したいとの思惑の広がりから目立った取引は控えられ同値近辺にて越週した。
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