マーケット市況情報

2019年10月29日 14時00分

週報(10/21~10/25)2019年10月29日 14時00分

890ドル近辺でスタートした先週のプラチナ相場は、週初、米中通商合意への楽観的な米政府高官の発言と英国のEU離脱の先行き不透明感が入り混じり、動意に乏しい展開で推移した。しかし、週央に英国のEU離脱期限の延長が認められれば総選挙を行いたいとのジョンソン英首相の発言がリスク回避の流れをおこし、金に比べ相対的に割安なプラチナへの資金流入が進行、900ドルの節目を突破して910ドル台中盤まで急伸した。その後は週末にかけて上昇の流れが継続し930ドル近辺で越週した。

1,490ドル近辺からスタートした先週の金相場は、週初、米中通商協議に関する一部合意の可能性が報じられ、楽観的な見方が広がり1,480ドル台中盤まで下落した。その後も同値水準を保ったが、週末にかけては今週のFOMCで追加利下げが行われるとの見方が広がったことや、米経済指標の悪化という材料からドル安が進み1,500ドルの節目を突破、一時1,510ドル台後半まで上昇した。その後、米中通商合意について11月に開催されるAPECで署名される可能性があるとの報道や高値警戒感からの投機筋の利益確定売りが見られて1,500ドル近辺で越週した。

17.50ドル近辺でスタートした先週の銀相場は、週初、英国のEU離脱問題が長期化するとの報道から金と比較して割安な銀を買う動きが生まれて17.80ドル台まで上昇したものの、金価格の下落に追随して売られて再び17.50ドル台となり、その後は同水準で推移した。週末にかけては、FOMCでの利下げが期待されたことで上昇した金相場に追随し、一時18.30ドル近辺まで上昇した。その後は上げ幅を縮小して18.00ドル近辺で越週した。

108.50円近辺でスタートした先週の円相場は、週初、英国のEU離脱問題の早期解決が見込まれたことを背景にドルが買われ、108.70円近辺まで円安が進行したものの、EU離脱法案の審議プログラムが下院で否決されたことで、EU離脱問題の早期解決が難しいことが再度明らかとなり、失望感から108.30円台まで円高が進行した。週央にかけては、今週開催されるFOMCにおいて0.25%の利下げが織り込まれており、一部経済指標の悪化はあるものの米国経済の堅調さは維持されるとの見方が広がったことでドルが買われて108.60円台をつけた。週末にかけては、米中貿易問題の解決に向けた進展によるヘッドラインで上下したものの108.60円を挟んだレンジ推移となり、108.60円台中盤で越週した。

略語注釈
FOMC:米連邦公開市場委員会、APEC:アジア太平洋経済協力会議
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