マーケット市況情報

2019年10月01日 11時00分

週報(9/24~9/27)2019年10月01日 11時00分

950ドル近辺でスタートした先週のプラチナ相場は、週初金相場の上昇に追随し960ドル台前半まで上昇した。しかし、米欧の経済指標悪化による景気減速懸念の高まりや株安を背景に徐々に上げ幅を縮小すると、水曜日にはドル高の進行やトランプ大統領が中国との貿易協議について早期合意の可能性を示し金相場が下落したこと等を背景に920ドル台後半まで急落した。その後、米中貿易問題関連では中国側からも歩み寄る発言が見られた一方で、週末にはトランプ政権が米国市場への中国企業株の上場廃止を検討中と報じられる等、強弱材料が入り乱れる展開となる中、揉み合いとなり930ドル近辺で越週した。

1,510ドル台中盤でスタートした先週の金相場は、独製造業PMIが2009年以来の低水準となるなか欧州経済の減速懸念を背景に買われると、その後も冴えない米経済指標や、トランプ大統領が国連総会で中国に対して批判を行ったこと等を背景にリスク回避の流れが継続、1,530ドル台中盤まで上昇した。しかし週後半に入り米新築住宅販売件数が予想を上回る良好な結果を示したことや、トランプ大統領が中国との貿易協議について早期合意の可能性を示したことを背景にリスク回避ムードは後退となると、さらに中国政府側からも米国製品の購入増加を示唆する発言が出る等、米中協議へ向けて双方で合意に前向きな姿勢が見られたことで一時1,490ドル近辺まで続落した。その後はやや買い戻されて1,500ドル近辺で越週した。

18ドル近辺でスタートした先週の銀相場は、前週末からのリスク回避姿勢が継続、金相場の上昇につられ18.70ドル近辺まで上昇した。しかし、その米欧での景気減速懸念や株安等が意識され金相場と比較して上値の重い展開となると、週後半は良好な米経済指標や米中貿易問題への懸念後退を背景としたドル高や金相場の下落を受けて軟調に推移し、17.50ドル近辺で越週した。

107.70円近辺でスタートした先週の為替相場は、トランプ大統領が国連総会の演説で中国を批判したことで米中対立への懸念が高まると、一時107.00円近辺まで円高に推移したものの、その後はトランプ大統領や中国政府高官から米中合意に向けて前向きな発言が出たことや、10月に閣僚級の貿易協議を開催する予定と報じられる等、徐々に懸念が後退するとドルが買い戻され108.15円近辺まで上昇した。週末にかけてトランプ大統領が米証券取引所に上場する中国株式の上場廃止を検討しているとの報道を受けて上値が抑えられ108円近辺で越週した。

略語注釈
PMI:購買担当者景気指数
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