マーケット市況情報

2019年09月10日 10時00分

週報(9/2〜9/6)2019年09月10日 10時00分

930ドル近辺でスタートした先週のプラチナ相場は、週初は米国の休日から小動きに終始したものの、 香港や英国における地政学的リスクから金と比べて割安だったプラチナへと資金が流入したことで上昇し、1,000ドルの大台を一時は伺った。しかし、その後は上昇要因となった地政学的リスクの後退や米中貿易協議の再開、利益確定の売りから930ドル台前半まで下落した。週末の米雇用統計が強弱入り混じったことから利下げを期待した投機的な資金が再び流入して上昇、950ドル台後半で越週した。

1,520ドル台後半でスタートした先週の金相場は、週初は米国市場が休場であったことから相場は小動きに終始した。しかし、米国の経済指標が悪化したことや英国のEU離脱が無秩序に行われるのではないかとの懸念が広がったことでリスク回避的な投資家の姿勢が継続、一時1,550ドル台後半まで上昇した。その後は、米国の経済指標が予想を上回ったことや、米中貿易協議の再開が報じられたことから、リスク回避的な姿勢が大幅に後退して大きく下落した。週末の強弱相まった米雇用統計から金は買われたものの、FRBが大幅な利下げは行わないとの見方がパウエルFRB議長の講演から伝わって再び下落、1,500ドル近辺で越週した。

18.40ドル近辺でスタートした先週の銀相場は、週初は米国市場が休場であったことから小動きに終始したが、米国の経済指標が大幅に悪化したことから急騰して19.00ドルを突破するとリスク回避的な投資家の姿勢が継続、19.50ドル台前半まで続伸した。その後は、良好な米国の経済指標が発表されたことや米中貿易協議の再開が報じられたことで下落、19.00ドルの節目を割り込み18.10ドル台前半まで反落した。週末には米雇用統計の結果を背景とした金相場の上昇につられて買われたものの、パウエルFRB議長の、米国経済が後退する見通しは低いとの発言から再び売られ、18.20ドル近辺で越週した。

106.00円台でスタートした先週の円相場は、英国のEU離脱が合意を得ないままに進んでしまうのではないかとの懸念から、一時105.70円台まで円高が進行した。しかし、EU離脱延期法案が可決されたことや、香港における大規模なデモの遠因となった逃亡犯条例改正案の撤回など、リスク要因の後退が進んだことで、円安に推移して107.10円台となった。その後は107.00円台での往来相場となり、106.90円近辺で越週した。

略語注釈
FRB:米連邦準備制度理事会
  • 「地金・コイン・RE:TANAKA」の
    店舗での取引に関するお問い合わせ

    0120-76-4143
    10:30〜18:00(土日・祝日も受付)
  • 「積立商品」に関するお問い合わせ
    0120-43-5610
    9:00〜17:00(土日祝・年末年始除く)