マーケット市況情報

2019年07月30日 10時00分

週報(7/22〜7/26)2019年07月30日 10時00分

850ドル近辺でスタートした先週のプラチナ相場は、銀相場同様に実需の裏づけには乏しいものの、相対的な割安感が投機筋の買い意欲を刺激することとなり、週前半から上昇基調を形成。25日には一時885ドル近辺まで上昇したが、格付け会社大手のムーディーズが南アフリカの国営電力公社への支援策に関連して格下げ示唆ともとれる懸念を示したことで、南アフリカのランドが急落したことをきっかけに下落に転じると865ドル近辺に値を下げて越週となった。

1,430ドル近辺でスタートした金相場は、30日と31日に控えるFOMCを前に手がかりに欠ける状況の中で、23日にトランプ大統領が米債務超過に関する超党派合意に達したとのツイートを行ったことで、政府機関の一時閉鎖という米国政治への不安要素がひとつ除かれたとの見方からドル高を受けて1,410ドル近辺まで下落した。その後、25日のECB理事会では緩和的な金融政策の検討を示唆する発言がなされ、さらにドル高が進む結果となったが、金相場は積極的な売買が手控えられる展開となり、狭いレンジでの往来に終始した。一方で見方を変えるとドル高進行でも1,400ドルの大台を割り込むことが無かったことで、改めて米金融政策の転換という波乱を控えてリスク回避的な動きが根強いことを印象を付ける形となり、1,420ドル近辺で越週した。

16.35ドル近辺でスタートした銀相場は、非鉄相場が下落に転じたことから前週の強い上昇基調はひと段落したものの、FOMCというイベントを控えてリスク回避的な欲求が強まる中で、金相場に対する割安感から買いが入りやすい状況となり、週央には16.60ドル近辺まで上昇した。その後週末にはドル高を背景に上げ幅を縮小して16.30ドル台後半にて越週した。

108.00円近辺でスタートした円相場は、週初に107.80円近辺まで円高が進むも、22日にトランプ大統領が超党派で米国の債務と歳出に関して合意したと発表すると、米国の債務不履行リスクの後退が意識されたことから対主要通貨でドルが買われ、108.20円近辺まで円安が進んだ。その後は翌週に控えるFOMCを前に小動きとなったが、25日のECB理事会で緩和的政策の再開を検討するという発表がなされると、欧州通貨が売られ再びドル高が進行。108.70円近辺まで円安も進み越週した。

略語注釈
FOMC:米連邦公開市場部委員会 ECB:欧州中央銀行
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