マーケット市況情報

2019年06月11日 10時00分

週報(6/3〜6/7)2019年06月11日 10時00分

805ドル近辺でスタートしたプラチナ相場は金相場が上昇していく中での出遅れ感などから買われ、週央には一時835ドル近辺まで上昇した。しかし、買いが一巡したのちは南ア新政権の組閣の遅れとそれに伴うランド安の進行や、ユーロ圏経済指標の市場予想を下回る結果などが重石となり、投機家の利益確定の売りが優勢となったことで上げ幅を完全に打ち消した。その後、週末にかけては米雇用統計を控えて小動きとなって、発表後一時815ドル近辺に上昇するも、すぐに売られて805ドル近辺で越週した。

1,305ドル近辺でスタートした金相場は、米国の通商政策を受けた世界的な景気の不透明感から米国債などに資金が逃避する流れの中で、リスク回避の資金が流入する展開となり堅調な相場展開を継続した。週初1,325ドル近辺に上昇するも、その後米中双方から貿易摩擦を懸念する声名や対話重視の姿勢などが示された。しかし、このような緊張が和らげられ株式が上昇した場面でも、大きな流れでのリスク回避姿勢から上昇基調を継続。あわせて昨今取りざたされている年内の米利下げを見込む動きや、米雇用統計の市場予想を下回る結果なども金相場には追い風となり1,340ドル近辺で越週した。

14.60ドル近辺でスタートした銀相場は、不透明感を増す世界経済を背景に買われる展開となった。一方で同様の理由から買われて堅調に推移した金相場に比べると、やや上げ幅は限定された印象で、週中旬に15ドルを越えると大台代わりによる売りも出て上値を重くした。世界的な景気減速に伴う産業需要低迷への連想がその背景にあると見られ、その後週末にかけては15ドルを意識した展開が続き、15.05ドルで越週した。

108.40円近辺でスタートした円相場は、リスク回避の動きから米国債利回りの低下や、それに伴うドル安などから円高基調で推移し、週前半〜中盤にかけては一時的に107円台に入る場面が散見された。しかし、6日にECBが利上げ時期をさらに半年先送りすることを発表。これによりユーロが下落したことでドル高が進み、108円台中盤へとやや円安が進むこととなった。しかし、週末に発表された米雇用統計は市場予想を下回り、再び米利下げへと市場の意識が向くと108.20円近辺で越週した。

略語注釈
ECB:欧州中央銀行
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