マーケット市況情報

2019年06月04日 10時00分

週報(5/27〜5/31)2019年06月04日 10時00分

805ドル近辺でスタートしたプラチナ相場は、米中貿易摩擦への極度な警戒が薄れ、週初にかけてはやや小高い推移となったものの、週央にドルが上昇し、金相場が下落すると売られる展開となり800ドルを割り込んだ。その後は金相場や銀相場が資金逃避的に買われる場面でも見向きされることなく動意に乏しい展開が続き、795ドル近辺で越週した。

1,285ドル近辺でスタートした先週の金相場は英・米が休日となる中、週初は小動きの展開となった。週央に発表された米消費者信頼感指数が市場予想を上回る結果となったことからドルが対主要通貨で上昇基調となると、やや上値が重くなり1,275ドル近辺まで下落した。しかし、30日に米トランプ大統領が不法移民問題の改善を求めてメキシコからの全輸入品に5%の関税をかけると発表。米国・メキシコ・カナダの貿易協定(USMCA)の批准に向けて動きだしていた矢先の発表だっただけに、市場への衝撃は大きく急速にリスク回避の動きが加速した。当初は米ドルの下落は限定的であったものの、米国債がリスク回避から買われ債権利回りが低下したことや、米国経済への影響波及は避けられないとの見方が強まるにつれてドルが下落する事となり、金はリスク回避の受け皿として上昇、1,300ドル台を抜けると、1,305ドル近辺まで上げ幅を拡大して越週した。

14.50ドル後半でスタートした銀相場は、週央に金相場が軟調に転じた場面で下落に転じると、前週の水準である14.45ドル近辺を割り込んだために投機筋の損失確定の売りを巻き込んで下げ幅を拡大し、一時14.30ドル近辺に下落した。しかし、このレベルでは実需の買いも見られたことや、その後のメキシコ関税の話題などからリスク回避の動きが強まると、週末にかけては徐々に値を戻し14.60ドル近辺で越週した。

109.50円近辺でスタートした円相場は、週央にかけては特に関心をもたれること無く、小動きの展開となった。しかし、トランプ大統領が発表したメキシコへの関税などをきっかけに世界的なリスク回避の姿勢が強まると資金逃避の動きなどから米国債などに資金が流入し、債権利回りが低下。金利差要因のポジションの巻き戻しや、リスク回避の円買いなどにより円高基調が加速し、金曜日には1円以上の円高が進行し108.30円近辺で越週した。
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