マーケット市況情報

2019年05月14日 10時00分

週報(5/7〜5/10)2019年05月14日 10時00分

865ドル近辺でスタートした先週のプラチナ相場は、週初の金相場の上昇や8日の南ア下院総選挙を前に買われる展開となり、一時890ドル目前まで上昇した。その後は米中通商問題を背景にした株安を受けて目先の利益を確定する動きが出たことや、南ア選挙で与党が過半数を維持との報道から材料の出尽くし感も意識され下げ幅を拡大。一時は850ドルを割り込む水準まで下落した。しかし、週末にはポジション調整の動きもでて週初の水準に戻し865ドル近辺で越週した。

先週の金相場は、5日にトランプ大統領が対中関税の引き上げを示唆した事でリスク回避の動きが強まる中、米長期国債等に資金が逃避する動きから米長期金利が低下、金相場にも資金逃避的な買いが入ったために前週末の水準から大きく値を上げ1,285ドル近辺でスタートした。その後も10日に米中通商協議と関税引き上げ期限を控える中で、トランプ大統領の発言に振り回される展開が続いたが、最終的に10日の協議は物別れに終わり対中関税の引き上げは実施された。金相場はそのような先行きの見通しにくい情況の中で底堅い動きが続き1,285ドル近辺で越週した。

金相場同様に、前週末から上昇して14.95ドル近辺でスタートした先週の銀相場であったが、その後は金相場が底堅い推移となったことと対照的に小幅に上値を切り下げる展開となった。金相場に比べて下げる展開となった背景には、やはり産業需要に対する懸念があると見られる。米中両国の経済が停滞すれば産業需要の比率が大きい銀需要は冷え込むことが予想され、それを織り込む動きが強かったことが想像できる。週末にかけても上値の重い展開が続き14.80ドル近辺で越週した。

5日にトランプ大統領が対中関税の引き上げを示唆したことを受けて111円を割り込んでスタートした円相場は、リスク回避的な動きから買われる展開となり、週を通して円高基調が継続する結果となった。週末には一時109.50円近辺まで円高が進んだが、10日の引けにかけては米株式がプラスに転じたことなどを好感して調整が入り109.90円近辺で越週した。
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