マーケット市況情報

2019年05月08日 10時00分

週報(4/22〜5/2)2019年05月08日 10時00分

4月22日の週からのプラチナ相場は905ドル近辺でスタートすると、独・豪州等の米国以外の地域で経済成長鈍化への懸念が台頭する中で相対的な安心感からドルが選好されると、対主要通貨でのドル高を背景に880ドル近辺まで下落した。週後半から4月29日の週前半にかけて同水準を維持したものの、パウエルFRB議長が「現行の金利水準を動かす要因はない」との発言をすると、一部で期待されていた年内利下げ観測が後退、これによる米株式の下落を嫌気して850ドル近辺まで下げ幅を拡大した。その後は反発し870ドル台前半で越週した。

1,275ドル近辺でスタートした4月22日の週からの金相場は一時1,270ドルを割り込んだものの、その後は弱い独経済指標や欧州株安を受けた米国債への資金流入、米国の年内利下げ観測から米金利が軟調に推移したことで買い進まれ1,280ドル台後半まで上昇した。4月29日の週はFOMC後にパウエルFRB議長の「現行の金利水準を動かす要因はない」との発言から年内の利下げ観測が後退すると、米金利とドルが上昇したために反落し、再び1,270ドルを割り込んだ。しかし、金曜の米4月雇用統計発表後は賃金の伸びが予想を下回ったことから反発し、1,280ドル近辺で越週した。

4月22日の週からの銀相場は、15ドル近辺でスタートするとドル高基調を嫌気した売りから14.80ドル近辺に下落、その後は金相場が週初水準を上回って上昇したものの、米国のイラン産原油禁輸措置の強化に伴うOPEC加盟国の増産懸念から下落した原油相場に引きずられた非鉄金属全般の下げが重石となって上値の重い推移を続けた。4月29日の週に入ると、パウエルFRB議長の発言を受けた年内利下げ観測の後退を背景に14.60ドル台まで下落したが、米4月雇用統計の発表後に買い戻され14.90ドル近辺で越週した。

4月22日からの為替相場は、日本の大型連休入りを前に荒い値動きから始まった。ドイツやカナダ等の経済成長鈍化懸念が高まったことで相対的にドルの強さが目立つ中、対円でも上昇し、112円近辺から一時112.40円近辺へと円安ドル高に推移した。しかしその後ドルは戻り売りが優勢に、日本の大型連休入りを控えて急激な円高に対する警戒感が強まったことで買い持ちポジションを清算する動きから一時111円台半ばへと推移した。4月29日の週に入っても円高基調は継続、パウエルFRB議長がFOMC後の会見で「現行の金利水準を動かす要因はない」と述べたことで一時ドル買い圧力が強まったものの、軟調な米経済指標がドルの重石となって111.20円近辺で越週した。

略語注釈
FRB:米連邦準備制度理事会 FOMC:米連邦公開市場委員会 OPEC:石油輸出機構
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