マーケット市況情報

2019年04月09日 10時00分

週報(4/1〜4/5)2019年04月09日 10時00分

南アフリカの国営電力会社エスコム社が債務超過脱却の為に1日から電力料金を13.8%引き上げた。これにより、プラチナの生産コストが上昇するとの懸念が高まる中、中国の経済指標が好調だったことに加え、国内大手自動車が保有していたHV車の技術特許を無償開放するとの発表を背景とした需要の回復期待感により850ドル近辺でスタートした先週のプラチナ相場は870ドル近辺まで上昇した。その後も、南アフリカのジバニエ・スティルウォーター社の金鉱山で行われているストライキの長期化が、7月から3年ぶりに行われるプラチナ鉱山の労使交渉にも影響が及ぼされるとの懸念が高まっていることも一部追い風となり900ドル近辺まで続伸し越週した。

1,290ドル近辺でスタートした先週の金相場は、週末に発表される米雇用統計の結果を見極めたいとの思惑から1,280ドル台中盤から1,290ドル台中盤のレンジ相場となった。週初米小売売上高が市場予想を下回ったことから上昇して始まるも、その後発表された経済指標が好調だったことから上げ幅を削る展開となった。そして週末に発表される雇用統計の前哨戦となるADP全米雇用報告が市場予想を下回ったことから警戒感が高まり堅調に推移した。週末にかけてはトランプ大統領が対中貿易合意は近いとの発言から一時1,280ドル近辺まで下落するも、買い戻され反発すると注目されていた雇用統計では強弱まちまちな内容となったことから1,290ドル近辺にて越週した。

15.10ドル近辺でスタートした先週の銀相場は、ドル高や非鉄金属相場が下落したことに嫌気し一時15.00ドルを割り込むまで下落するも、週末の中華圏の大型連休を前に発表された経済指標が市場予想を上回ったことで週初スタート時点のレベルまで回復した。その後も米中貿易協議に対して楽観的な見方が示されたことが好感され15.20ドルまで続伸した。週末にかけては金相場の下落に嫌気し一時14.90ドルまで再び下落したが安値拾いから買いもどされ15.10ドル近辺にて越週した。

111.00円近辺でスタートした先週の為替相場は、米国で発表された経済指標が市場予想を上回ったことから円安に推移した。その後、週末に発表される雇用統計の前哨戦となるADP全米雇用報告が市場予想を下回ったことから一時円が買われるも、週末に発表される雇用統計の結果を見極めたいとの思惑が強いことから大きな値動きはなく111.50円を挟んで推移した。そして注目されていた雇用統計は一部内容が低調だったものの雇用者数は上昇したことが好感され111.70円近辺にて越週した。
  • 「地金・コイン・RE:TANAKA」の
    店舗での取引に関するお問い合わせ

    0120-76-4143
    10:30〜18:00(土日・祝日も受付)
  • 「積立商品」に関するお問い合わせ
    0120-43-5610
    9:00〜17:00(土日祝・年末年始除く)