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マーケット市況情報
2019年04月02日 10時00分
週報(3/25~3/29)2019年04月02日 10時00分
850ドル近辺でスタートした先週のプラチナ相場は、世界的な経済減速懸念を背景に金相場の上昇につられて値を上げると、その後も金相場が下落に転じた一方で欧米株価の反転上昇や、他貴金属に対する割安感等が支えとなり875ドル近辺まで上げ幅を広げた。しかし、週後半に入ると対主要通貨でのドル高基調やパラジウム相場の大幅下落という流れに抗うことは出来ず反落、一時830ドル台に突入した。週末には若干持ち直して週初と同水準の850ドル近辺で越週した。
1,310ドル台前半でスタートした先週の金相場は、米国での長短金利の逆転や独製造業PMIの悪化等を背景に世界的な景気減速懸念の広がるなか1,325ドル近辺まで上昇した。しかしその後は、やや行きすぎたリスク回避姿勢が後退するにつれてドルや欧米株価が反発すると、上げ幅を失うこととなった。週後半は欧州やニュージーランドで中央銀行が金融政策に対して緩和的姿勢を強め、また新興国経済への懸念が高まりつつあることや、英国のEU離脱問題に関してメイ首相の離脱協定案が英議会で否決されたこと等を背景にドルへの資金流入が加速したために下げ足を速め、1,290ドル台前半で越週した。
15.50ドル近辺でスタートした先週の銀相場は、週初金相場に追随して上昇するとその後は反落し、欧州経済の減速懸念や英国のEU離脱問題、新興国通貨の下落などを背景とした対主要通貨でのドル高基調を受けて下げ幅を広げる展開となった。金曜には心理的な節目となる15ドル割れ目前まで下落したものの、その後はやや持ち直して15.10ドル近辺で越週した。
110円近辺でスタートした先週の為替相場は、週初は110円を挟んで揉み合いとなったものの、その後は前週金曜に米国の長短金利の逆転を背景に売られたドルが買い戻され、110.70円近辺まで円安ドル高に推移した。週後半には日本株の下落を嫌気して再度110円割れを試す場面も見れたが、基本的には、ドイツの経済指標鈍化や英国のEU離脱問題等、懸念含みの欧州通貨に対してドル高が進むなか、対円でもドル買いが優勢となり110.80円近辺で越週した。
PMI:購買担当者景気指数
1,310ドル台前半でスタートした先週の金相場は、米国での長短金利の逆転や独製造業PMIの悪化等を背景に世界的な景気減速懸念の広がるなか1,325ドル近辺まで上昇した。しかしその後は、やや行きすぎたリスク回避姿勢が後退するにつれてドルや欧米株価が反発すると、上げ幅を失うこととなった。週後半は欧州やニュージーランドで中央銀行が金融政策に対して緩和的姿勢を強め、また新興国経済への懸念が高まりつつあることや、英国のEU離脱問題に関してメイ首相の離脱協定案が英議会で否決されたこと等を背景にドルへの資金流入が加速したために下げ足を速め、1,290ドル台前半で越週した。
15.50ドル近辺でスタートした先週の銀相場は、週初金相場に追随して上昇するとその後は反落し、欧州経済の減速懸念や英国のEU離脱問題、新興国通貨の下落などを背景とした対主要通貨でのドル高基調を受けて下げ幅を広げる展開となった。金曜には心理的な節目となる15ドル割れ目前まで下落したものの、その後はやや持ち直して15.10ドル近辺で越週した。
110円近辺でスタートした先週の為替相場は、週初は110円を挟んで揉み合いとなったものの、その後は前週金曜に米国の長短金利の逆転を背景に売られたドルが買い戻され、110.70円近辺まで円安ドル高に推移した。週後半には日本株の下落を嫌気して再度110円割れを試す場面も見れたが、基本的には、ドイツの経済指標鈍化や英国のEU離脱問題等、懸念含みの欧州通貨に対してドル高が進むなか、対円でもドル買いが優勢となり110.80円近辺で越週した。
PMI:購買担当者景気指数