マーケット市況情報

2019年03月19日 10時00分

週報(3/11〜3/15)2019年03月19日 10時00分

先週のプラチナ相場は独自材料に乏しいことからも週を通して金相場の動きになびく展開となった。815ドル近辺でスタートすると、英国のEU離脱問題における「合意なき離脱」懸念の上昇を背景とした金相場の上昇につられ830ドル台を回復した。その後も買いが買いを呼ぶ展開となり一時850ドルを試した。しかし、下支えされる独自材料に乏しいことや、英国の合意なき離脱懸念が後退したことを背景とした金相場の下落につられ反落し、830ドル台前半にて越週した。

1,300ドル近辺でスタートした先週の金相場は、前週末の引けにかけての上昇に対する利食い売りや、米政府機関の一部閉鎖を受け鈍化が懸念されていた米小売売上高が良好な結果を示したことから1,290ドル近辺まで下落した。しかし、週央にかけては英国のEU離脱問題における離脱協定修正案が否決されたことで最大の焦点である北アイルランド問題に対して打開策のない「合意なき離脱」への懸念が上昇、これにより1,310ドル近辺まで反発した。その後、英国議会においてEU離脱に対する延期を求める裁決が条件付きで可決されたことから再び1,300ドル近辺まで下落し越週した。

15.30ドル近辺でスタートした先週の銀相場は、週初売り買いが交錯する展開となるも、週央にかけて英国のEU離脱問題に対する警戒感の高まりを背景とした金相場の上昇につられ15.50ドル近辺まで上昇した。しかし、その後は米中貿易協議に対してトランプ大統領が合意を急いではいないと発言したことや、中国の経済指標が市場予想を下回ったことを背景とした非鉄金属相場の下落から15.10ドル近辺まで下落した。週末には前日の下落に対する買戻しから反発し15.30ドル近辺にて越週した。

111.00円近辺でスタートした先週の為替相場は、エチオピア航空のボーイング機墜落事故を背景とした米株式市場の下落から110.80円近辺まで円高に推移するも1月の米小売売上高が市場予想を上回ったことがポジティブサプライズとなり111.40円近辺まで反発した。そして2月米卸売物価指数が伸び悩んだことを背景に年内利上げに対して消極的姿勢にあるFRBの姿勢を後押しするとの見方から米株価が上昇、これを受けて111.60円近辺まで円安に推移した。週末に行われた日銀金融政策決定会合では現状維持が発表されたが、一部でETFの買い入れ増額が期待されていたということもあり、失望感から円高に推移すると、米国時間に発表された経済指標が市場予想を下回る内容となったこともあって111.40円近辺まで円が買い進まれ越週した。

略語注釈
FRB:米連邦準備制度理事会
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