マーケット市況情報

2019年01月08日 10時00分

週報(12/25〜1/4)2019年01月08日 10時00分

年末年始のプラチナ相場は12月24日の週に790ドル台前半でスタートすると、欧米市場のクリスマス休暇から大晦日にかけて薄商いとなり780ドル台中盤から800ドル近辺でのレンジ相場を継続、790ドル近辺で越年した。年明け後も小動きでスタートすると年末のレンジを抜けきれない展開が続いた。ようやく大きな動きが出たのは1月4日のパウエルFRB議長と歴代議長の討論会後だった。同氏は中国経済をはじめとした世界的な景気減速への懸念を示し、金融引き締め政策を柔軟に見直す用意があるとの見解を示した。これを受けて米株式は反発、さらに金相場も上昇したことでプラチナ相場は連れ高となり820ドル台後半まで急騰すると820ドル台前半で越週した。

年末年始の金相場はクリスマス休暇を挟む12月24日の週に1,260ドル近辺でスタートすると、米政府機関の閉鎖、米株式の大幅下落等を背景にリスク回避的な買いから堅調に推移し1,280ドル近辺で越年した。年明け後も中国経済指標の悪化や、米通信機器大手の販売不振など、世界的な景気減速懸念を材料に一時1,300ドル目前まで上昇した。その後、米中関係の改善観測や12月米雇用統計の良好な結果を受けて反落したものの、パウエルFRB議長が金融引き締め政策を経済環境に応じて見直す考えがあることを示唆したことを受け、米利上げ観測の後退を背景に買い戻されると、1,280ドル台前半で越週した。

年末年始の銀相場は12月24日の週に14.70ドル近辺でスタートすると、金相場同様に世界的な株価下落や米政府機関の閉鎖等を背景としたリスク回避的な動きから緩やかな堅調推移となり、15ドル台に突入すると15.50ドル近辺まで上昇し越年した。年始においても流動性が低下する中で自立的な動きは限られ、中国経済指標の悪化や、不安定な株式相場を背景に金相場に追随する展開となると、15.70ドル近辺で越週した。

年末年始の為替相場は12月24日の週に110.90円近辺でスタートすると、世界的な株価下落や米政治リスク等を背景に一時円高に振れるも、米株式の反発や米中貿易協議への期待から一定のドル買いも見られたため大きな方向感を示すには至らず、109.60円近辺で越年した。年明け後も年末の円高基調を引き継いでスタートすると、2日に米通信機器大手の販売不振をきっかけに急激な円高が進行した。年明け直後で流動性が低下する中、ストップロスがさらなるストップロスを巻き込む形で一気に104円台をつけることとなった。その後は荒い値動きながら戻していく展開となったものの、不安定な日米の株式相場や、米政府機関閉鎖の継続等もあって108.60円近辺で越週した。

FRB:米連邦準備制度理事会
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