マーケット市況情報

2018年12月11日 10時00分

週報(12/3〜12/7)2018年12月11日 10時00分

810ドル近辺でスタートした先週のプラチナ相場は、前日までの下落基調に対する安値拾いの買いから一時810ドル台中盤まで上昇するも、米トランプ大統領が対中国への追加関税を示唆する発言をしたことによる米中貿易摩擦の再燃懸念の高まりや米長期債利回りの下落を背景とした米株式市場の下落から再び売り込まれた。それにより金価格との値差が442ドルまで拡大し過去最大を記録した。その後も第41代米大統領ジョージ・ブッシュ氏死去に伴う「国民追悼の日」で薄商いながらも節目となる800ドルを割り込むと、週末にかけても下落基調は継続し790ドル近辺にて越週した。

1,220ドル近辺でスタートした先週の金相場は、前週末に行われた米中首脳会談において貿易戦争を一時停戦する旨が合意されたことが好感されるも、米長期債利回りが伸び悩んだことを背景としたドル安から買い圧力が強まり1,230ドル台中盤まで上昇した。そして、トランプ米大統領がSNSにおいて今後同国との通商交渉が決裂した際には追加関税を辞さないとのコメントを表明したことや、米債券市場で短期債利回りが長期債利回りを上回るという逆転現象を材料とした米株式市場の大幅な下落から1,240ドル近辺まで続伸した。その後、第41代米大統領ジョージ・ブッシュ氏死去に伴う「国民追悼の日」で全体的に薄商いになると、週末に発表される米雇用統計を前に様子見ムードが漂った。そして、同指標発表後は市場予想を下回る結果となり、米国経済の先行きに対して不透明感が一層高まったことで堅調に推移し1,250ドル近辺にて越週した。

14.20ドル近辺でスタートした先週の銀相場は、前週末に行われた米中首脳会談において貿易戦争が一時停戦の旨で合意されたことを背景とした非鉄金属相場の上昇に追随し14.50ドル近辺まで上昇した。その後もドル安を背景に一時14.60ドル台後半まで続伸するも、トランプ大統領が中国に対して、今後の通商協議において追加関税も辞さない旨の姿勢を示したことへの警戒感から14.50ドルを割り込むまで反落した。そして、週末にかけては米国で発表される雇用統計の結果を見極めたいとの思惑の広がりから14.50ドルを挟んで推移すると、同指標発表後は市場予想を下回ったことを背景とした金相場の上昇につられ14.60ドル近辺にて越週した。

113.80円近辺でスタートした先週の為替相場は、前週末行われた米中首脳会談において貿易戦争が一時停戦の旨で合意されたことが好感されるも、追加関税の発動が延期されたのみで根本解決がされていないとの見方からドル買い材料とはならなかった。その後、FRBの利上げペースが意識される中、トランプ大統領が中国に対して追加関税を示唆する発言をしたことや米短期債利回りが長期債利回りを上回ったことから米国経済の先行き懸念が高まり112.80円近辺まで円高に推移した。週末にかけては中国通信機器会社の幹部がカナダで逮捕されたことで米国が引き渡しを求めているとの報道されると米中関係悪化懸念が高まった。また、週末に発表される米雇用統計の前哨戦となるADP雇用統計では市場予想を下回ったことから一時112.20円近辺まで円が買われた。そして注目されていた米雇用統計は市場予想を下回ったことで円が買い進まれるも急激な円高に対する利食い売りから112.70円近辺にて越週した。

FRB・・・連邦準備制度理事会
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