マーケット市況情報

2018年11月06日 10時00分

週報(10/29〜11/2)2018年11月06日 10時00分

830ドル台前半でスタートしたプラチナ相場は、前々週までの世界的な株安の進行が景気調整局面入りを感じさせる市場環境化の中で、これまで供給過剰の需給構造を理由に売られることが多かったにも関わらず、比較的下値が固い推移になった。この下値の固さや南ア鉱山の生産調整等による供給過剰の緩和期待などが材料となり投機筋の買いが入ったために、週末にかけて上昇すると、870ドル近辺で越週した。

先週の金相場は1,230ドル中盤でスタートすると、トランプ米大統領が通商摩擦緩和へ向けた発言をしたことや好調な米企業決算が株式市場の上昇につながり、週央にかけてドルが上昇したために1,215ドル近辺まで下落した。しかし、11月6日の米中間選挙や週末の米10月雇用統計発表を控えたポジション調整の動きからドルが反落すると、金相場も買い戻され週初の水準を回復した。その後発表された米雇用統計は好調な結果となり、ドル反発に繋がるも金相場には波及せず1,230ドル台前半で越週した。

14.70ドル近辺でスタートした銀相場は、週央にかけてドル高が進んだことを嫌気して14.30ドル近辺まで売られるも、その後はドルが反落した動きに合わせて買い戻され週初の水準を回復した。米10月雇用統計の発表直前には一時14.90ドル近辺まで上昇する場面も見られたが、発表後にドルが買い戻されると下落し14.70ドル近辺で越週した。

111.90円近辺でスタートした先週の円相場は、世界的な株安連鎖が徐々に緩和する展開となると、対主要通貨でドルが買われることとなり週央にかけて円安ドル高が進行。ユーロ圏GDP速報値が市場予想を下回ったこともドル高に拍車をかけ、中旬には113円台に乗せる展開となった。中旬以降、月替わりの実需なども出て113円台から112円台後半へと調整されることとなったが、週末に発表された雇用統計は市場予想を超える好結果となり、賃金の伸びも確認されたことで前週までの今後の米利上げ方針に対する懐疑論が後退したことから再び円安ドル高が進み113.20円で越週した。